6月21日(土)から22日(日)にかけて、獨協医科大学泌尿器科の医局旅行を実施いたしました。新型コロナウイルス感染症の影響により長らく開催を見合わせておりましたが、今回実に5年ぶりとなる医局旅行を川治温泉にて行うことができました。
半月山登山
旅行初日の6月21日は、日光中禅寺湖畔の半月山への登山を行いました。半月山は初心者向けのコースとして知られており、医局員の体力レベルに関わらず、全員で自然を楽しむことができました。
山頂の半月山展望台からは中禅寺湖の美しい景色を一望することができ、参加者全員で達成感を分かち合うことができました。山頂でいただいたコーヒーは格別の味わいで、自然の中での休息の大切さを改めて実感いたしました。普段の診療では体験することのできない自然との触れ合いを通じて、医局員同士の新たな一面を発見する機会となりました。
川治温泉
宿泊先の川治温泉では、温泉でのリラクゼーションと、美味しい食事を囲んでの懇親会を行いました。温泉につかることで登山の疲れを癒すとともに、心身ともにリフレッシュすることができました。
夕食時の懇親会では、普段の診療や研究について情報交換を行うとともに、それぞれの専門分野での経験や知見を共有する貴重な時間となりました。世代や専門領域を超えた活発な議論が行われ、医局全体の知識の向上と、今後の診療や研究への新たなアイデアの創出につながる有意義な交流ができました。
チーム医療の基盤強化
今回の医局旅行を通じて、医局員同士の相互理解が深まり、より強固な信頼関係を築くことができました。職場を離れた環境での交流により、それぞれの医局員の人柄や考え方をより深く理解することができ、日常の診療においてもより円滑なコミュニケーションが期待できます。
泌尿器科の診療は多岐にわたる治療選択肢があり、患者さん一人ひとりに最適な治療を提供するためには、医局員全体の連携が不可欠です。このような人間関係の基盤があることで、困難な症例に対する相談や緊急時の対応においても、より効果的なチーム医療を実践することが可能になります。
医局旅行で得られた経験と絆は、今後の診療活動に大きく活かされることと確信しております。医局員同士の結束力が高まることで、患者さんに対してより質の高い医療を提供することができ、また、若手医師の教育や研究活動においても、より協力的で建設的な環境を作り出すことができます。
今回の旅行で深まった信頼関係は、チーム医療の実践において大きな力となることでしょう。
おわりに
5年ぶりの医局旅行を無事に実施することができ、参加した医局員一同、大変有意義な時間を過ごすことができました。今後も、医局員の親睦を深め、より良いチーム医療を実践するための取り組みを継続してまいります。
患者さんに最良の医療を提供するという共通の目標に向かって、医局一丸となって努力を続けてまいりますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。