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中川 崇志先生(2022年入局)


2022年に獨協医科大学泌尿器科に入局した中川です。私は獨協医科大学に入学してそのまま獨協医科大学病院にて研修を行い、泌尿器科に入局しました。
 元々、興味があったのは内科の方だったので将来は内科の道に進んでいくのだろうと考えていましたが、機会があって泌尿器科のローテートをした時に考えは一変しました。先輩方の優しい雰囲気とオンとオフがはっきりしていて研修医の目から見ても働きやすそうな印象を受け入局を決意しました。
泌尿器科は悪性腫瘍や前立腺肥大、尿路結石の手術のような外科的分野から尿路感染症や排尿障害などの内科的分野まで守備範囲がとても広く、その診療も多岐にわたります。それ故に勉強しなければならない分野が幅広く苦労することもありますが、その分非常にやりがいを感じられます。また、一般的には内科が病気を見つけ、外科に手術をしてもらうといった流れがあると思いますが、泌尿器科では病気を見つけるところから手術をして治療するところまで行え、患者を初めから最後まで見届けることができるのも魅力の一つだと働き始めて実感しました。
さらに、獨協医科大学泌尿器科の魅力としては関連病院の多さも挙げられます。県内はもちろんのこと県外にも希望を出せば国内留学することが可能です。現在、私も含め同期は皆、獨協医科大学病院を離れ、外の病院で勤務しています。連絡を取り合うとその施設ごとの手術の仕方や考え方があり、非常に勉強になります。このように多様な考え方に触れ、自分の見聞を広げやすいところも非常に大きな魅力だと思います。
さまざまな進路選択がある中で非常に悩むことが多いと思いますが、私は泌尿器科を選んで後悔はしていません。ここで書いたこと以外にも魅力はたくさんあるため是非一度、獨協医科大学泌尿器科へ見学にきてください。心よりお待ちしております。

 

名越 晶彦先生(2022年入局)


令和4年度入局の名越と申します。
学生時代から漠然と泌尿器科に興味を持っていましたが、初期研修でローテートした際に、泌尿器科の豊富な手術手技に惹かれたことに加え、若手に熱心にご指導くださる教授をはじめとするスタッフの先生方の姿を見て、ここなら間違いなく成長できると確信し入局しました。
ここでは当科への入局を検討されている皆様に私が考える当科の特徴をお伝えします。
@充実した施設環境
当科ではDaVinci Xiを用いたロボット支援手術に加え、経尿道的手術や前立腺針生検など腰椎麻酔や局所麻酔で行える手術も積極的に行っており、診断、治療、その後のフォローを一貫して行うことが可能です。それにより患者様に安心感を持っていただけると同時に、泌尿器科医としての多くの経験を積むことができます。
A風通しの良い医局
医局員は後期研修中に日本トップレベルの施設への国内留学が可能です。そのため大学病院には全国様々な施設で研鑽を積んだスタッフが多くおり、その中には学閥外の施設へ国内留学したスタッフもいるほど非常に風通しの良い医局です。入局一年目の後期研修医にとっては、様々なトップ施設の考え方を吸収できるこれ以上ない環境であると感じます。
私自身も現在神戸市立医療センター中央市民病院へ国内留学という形で出向しており、京都大学、兵庫医科大学の先生方に臨床だけでなく論文についてもご指導をいただいています。毎日が刺激的であり、この医局に入ってよかったと日々感じております。
B個々に合わせたキャリアプランの形成
先に挙げた国内留学はもちろん強制的な出向ではなく、個々の希望に合わせて後期研修のプランを練ることができます。先に挙げた国内留学はもちろん、後期研修中でも子育てと仕事を両立されている先生もいらっしゃり、同じ医局ながら様々なキャリア形成が可能です。
C医局員の先生方
これは当科だけではなく泌尿器科医全般に言えること(と、思っております)が、明るく愛すべきひょうきん者が集まっています。仕事時間内はガッチリ決めてプライベートは楽しく、というお考えの方にはぴったりです。

 

泌尿器科に興味があり、具体的なキャリアプランをお持ちの研修医の先生方はもちろん、様々な土地で頑張ってみたい先生方も是非一度当科へ見学にお越しください。

 

横山 愛先生(2020年入局)


〇泌尿器科を選んだ理由
 学生の頃から外科系に興味があり、泌尿器科もその一つでした。
 泌尿器科の専門領域は腫瘍から排尿障害・尿路感染症・尿路結石と幅も広く内科的治療のみならず手術も行うことが出来ます。そのため泌尿器科の手術も開腹手術や腹腔鏡、ロボットなど多岐にわたることも魅力の一つでした。また内科的にも外科的にも患者さんと長期にわたって関わることが出来る診療科だと思ったのも理由のひとつです。

 

〇女性医師として
 泌尿器科というと男性の科のイメージが強いと思います。実際に患者さんは男性の方が多いですが、女性も3割以上いらっしゃいます。女性患者さんの中には男性医師になかなか言いにくいこともあり、女性医師を希望され外来を受診される方もいます。そういった声を聞くと、良かったなと感じます。
 現状は泌尿器科医の女性の割合は全体の6%ではありますが、20-30代になるとその割合は10-15%と着実に増加しており、注目の科のひとつと言えるのではないでしょうか。腹圧性尿失禁、骨盤臓器脱や過活動膀胱など「女性泌尿器科疾患」という分野も脚光を浴びている今、ぜひ興味を持っていただけると嬉しいです。

 

〇妊娠、子育て
 子育てをしながら臨床経験が積めることができるのか不安ではありましたが、私自身は入局年に出産し、仕事に復帰しました。当直の業務や仕事復帰の時期についても事前に相談させて頂き、子育てに理解のある先輩方や同期に恵まれ、仕事も無理なく続けています。そういった相談も気兼ねなくすることが出来るというのも、とても有難いことでした。
 妊娠・子育てをしながら働くというのはとても大変なことではありますが、医局の明るく楽しい雰囲気で仕事ができ、充実した日々を過ごしています。何より外科に興味があったこともあり、入局1年目から手術・処置など手厚く指導して頂き、やりがいを感じています。男女問わず診療科の選択に悩んでいる方も多くいらっしゃると思いますが、まずはぜひとも見学にいらして頂ければと思います。

 

 

岡ア明仁先生(2020年入局)


 獨協医科大学病院泌尿器科入局2年目の岡崎と申します。私は父が内科の開業医であり学生時代は跡取りとして漠然と内科に進もうかなと考えていましたが、初期研修医時に泌尿器をローテートし、普段優しい先生方が手術室に入ると真剣な眼差しになるカッコよさ、そして皆で一丸となり手術を無事完遂させラーメンを食べに行く和やかな雰囲気にとても魅力を感じました。中でも釜井教授の「お前はバカなんだから泌尿器科に向いている!」とおっしゃってくれたことが入局の決め手となりました。
 当科は手術件数が多く、ダヴィンチ・腹腔鏡・結石・TURBTなど幅広い術式を学ぶことができます。また手術以外に総会発表や論文掲載などアカデミックな分野を学ぶことも可能です。また先輩方は既婚の先生方が多く、家庭の時間を大切にするため最近では外勤日に外勤先からの直帰を心掛ける等プライベートも重視しています。
 入局して1年半ほど経ちましたが懇切丁寧に指導いただける先輩方に囲まれながら公私共に充実した生活を送れており、入局して本当に良かったと感じております。是非後輩の皆様にも同じような感動を味わってほしいと思います。私たちと一緒に働いてみませんか?

 

渕澤寛崇先生(2020年入局)


 令和2年度に入局した渕澤です。東北生まれ東北育ちで、獨協医科大学に入学し、そのまま獨協医科大学病院で初期研修を終えました。初期研修中にローテーションした泌尿器科の和気藹々とした雰囲気に魅了され、入局を決意しました。
 獨協医科大学の泌尿器科は、決して大所帯とは言えない医局員数ですが、逆に考えるとチャンスも多いです。後期研修1年目でも、年間400?500件ある手術の多くに関わることができます。何例か執刀もさせてもらうことができ、毎回先輩方からはサポート・指導して貰えます。
 泌尿器科は内科的治療から外科的治療まで全てを泌尿器科で完結できます。また、腎、副腎、前立腺、膀胱、尿路結石、感染症、排泄機能、性機能、etc...と専門性も多岐に渡り、進む専門分野の選択肢はかなり多いです。将来のビジョンがある際には、教授をはじめ上司にも相談しやすい環境なので、是非相談してみて下さい。
 僕は泌尿器科に入り、仕事も私生活も充実していて、自分の選択は間違いなかったと思います。

 

大久保尚弥先生(2019年入局)


 2019年4月に泌尿器科に入局した大久保尚弥です。獨協医科大学病院での研修医となり、そのまま同院の泌尿器科に入局しました。
 元々外科系も内科系もどちらにも興味がありましたが、泌尿器科は外科としての側面では開腹手術はもちろん、経尿道的手術、腹腔鏡手術、ミニマム創手術、ロボット支援手術…、と手術の種類が豊富で、さらに若手の内から執刀に携われる手術が多いことが魅力的でした。内科としての側面では、癌に対する様々な化学療法、放射線療法やホルモン療法、排尿障害や尿路感染症の治療など疾患やそれに応じた治療法が多岐にわたる点が魅力的でした。獨協泌尿器科はそのほぼ全てを1診療科で担っており、多くを学べる事が大きな魅力だと感じます。
 また、他の魅力として県内の関連病院にとどまらず、県外の様々な病院に希望すれば国内留学でき、そしてその先々で研鑽を積んだ若手の先生方がたくさん居ることがあります。自分自身も現在柏市の国立がん研究センター東病院にて研修中ですが、病院が違えばひとつの手術をとってみても全く流れが違ったり、病気の根治性とQOLのバランスについても様々な考え方があったりすることを痛感しております。別々の病院でそれぞれの特色を経験された先生方が本院に集まっていることで風通しが良く、いろんな経験を聞くことができ、多様な選択肢を議論した上で患者さんに提供できることは大きな強みだと感じます。
 また、専門医を取るためには学会発表や論文執筆がひとつ、苦労する要因となりますが、そんな場面でも必ずアドバイスや面倒を見てくれる指導医の先生方がいることも魅力です。病院の立地として決して都心が近いとは言えませんが、感染症が蔓延している昨今ではそれは大きな問題とならず、また今まで通りの生活に戻れたとしても病院から5分で高速のインター、30分ほどで新幹線の止まる駅、1時間で空港にも行けるため、とても住みやすいと感じております。皆さんも是非、獨協泌尿器科で一緒に働きませんか。全国的に有名でなくても、美味しい餃子屋さんがたくさんありますので、是非ご紹介します。

 

倉科 凌先生(2019年入局)


 平成31年に獨協医科大学泌尿器科に入局した倉科です。平成29年に獨協医科大学を卒業し、そのまま獨協医科大学にて2年間の初期研修を行いました。
 研修が始まる頃の私は内科に興味を持っていたため、泌尿器科を1年次の研修で選択したのは、学生時代の病院実習での泌尿器科の雰囲気が良かったことが一番でした。研修医という立場で泌尿器科を学ばせていただくと、学生時代よりも更に手術の面白さ、そして泌尿器科の手技の幅広さを実感しました。研修医の立場ながら、手術に入らせていただく機会も多く、上級医の先生の指導のもと執刀医として経験も積ませていただきました。
 また、泌尿器科の診療では排尿障害や感染症、性機能など様々な内科的な治療も行っており、手術は向いてないかもと考えている人でも色々な道があるので多様な選択肢の中から自分の興味を持った分野を極めていくことも可能です。まだ自分に合った診療科を見つけられていないという方には、色々な選択肢のある泌尿器科は魅力の詰まった科だと自信を持ってお勧めできますので、研修で選択して頂ければと思います。泌尿器科の雰囲気だけでも知ってもらえればその魅力に気づいていただけるはずです。一緒に泌尿器科を盛り上げていきましょう。

 

 

国分英利先生(2018年入局)


 2018年度入局の国分です。
 私が泌尿器科を選んだ理由にまず外科であることと守備範囲が多岐にわたることがあります。まず泌尿器科医は外科医です。泌尿器科に触れる前はそういったイメージがない方も多いと思いますがほぼ毎日手術をしています。近年はロボット手術の進歩も目まぐるしく、様々な診療科で導入され始めていますが、その火付け役となったのが泌尿器科であり、ロボット手術の適応疾患数でも泌尿器科疾患がトップクラスとなっています。
 また医師を目指す学生さんや専門を何にしようか悩んでいる研修医の先生方も一度はなんでも治せる、診れる医者になりたいと思ったことがあると思います。泌尿器科医はその守備範囲が広く、手術も悪性疾患から前立腺肥大、尿路結石などの良性疾患まであり、さらには化学療法、感染症、不妊治療、移植に至るまで扱います。年齢層も小児から高齢者まで幅広く、後腹膜から外陰部に関しては外科的、内科的にまさになんでも来いの診療科なのです。もちろん扱うものが多いため大変なこともありますが、なにより頼りになる上級医や共に戦う同期に恵まれた獨協医大だからこそ充実した日々を送ることができています。
 自然も多く関連病院の近くにはスキー場や温泉も充実しており、一方で東京まで電車一本なので学術イベントにも参加しやすく、仕事から趣味、子育てまでちょうど良い立地なのも良い点ですね。そんな獨協医大の泌尿器科で共に働けることを楽しみにしています。

 

中村 岳先生(2018年入局)

 

 平成30年入局の中村です。獨協医科大学を卒業してそのまま残り研修医を始めました。泌尿器科をローテーションしようと思ったきっかけは部活の先輩が入局されていたことでした。実際に泌尿器科で働くと実に多様な手術があり驚きを感じました。学生の実習の際にみていた以上の手技があり、そして専門性の高さを感じました。入局してみて、それ以上の専門性のある手技を行うことができており、勉強することが多く非常にやりがいのある科と思っています。
 当科では若手のうちに、獨協医科大学以外の病院に勤めることができます。私も秋田大学に2年間国内留学のような形で行かせていただいておりました。やはり、病院が違えばやり方が違うこともあること、さらには獨協では行ってはいないこと(腎移植や透析など)を経験できたことは財産と思っています。
 簡単ではありますが、自分自身が感じた泌尿器科の魅力に関して書かせていただきました。もしよければ獨協医科大学病院で研修される場合には泌尿器科をローテーションの一つに加えてみるのはどうでしょうか。