腹腔鏡下手術のハンズオントレーニングを開催しました。
泌尿器科領域においてはほとんどの術式がロボット手術の適応となっておりますが、ロボットでは対応困難な状況において腹腔鏡手術を用いることはよくあります。
そのため、今後も腹腔鏡下手術の基本的手技を身につけておくことはとても重要です。

 

今回のトレーニングでは、脂肪組織に埋もれた血管の剥離、腎門部からの腎動静脈の剥離、腎部分切除と腎実質縫合、の3つのプログラムを行いました。
腹腔鏡下根治的腎摘除、腎部分切除を想定した、大変実践的なトレーニングとなりました。
腹腔鏡下手術に助手で参加していても、まだ自分の執刀経験の無い若手レジデント、研修医にとって、とても貴重な経験となりました。
今後も、多彩なプログラムを用意して、開催予定です。
本会の実施に多大なご協力をいただきました、エチコン様に御礼申し上げます。