男性不妊・女性不妊の専門医が最善の治療をご提案し、ご夫婦の妊活をサポートします。
なぜ大学病院なのか? なぜリプロダクションセンターなのか?《7つの特長》
① 男性・女性、それぞれの専門医による治療と治療方針の連携
男性・女性がそれぞれ専門医(泌尿器科医・産婦人科医)にかかりながら、ご夫婦同時に治療が可能です。お二人の担当医が連携を取り合い、ご夫婦の希望をおうかがいしながら、最善の治療をご提案・ご提供します。
② 男性・女性の手術に対応、速やかな治療が可能
男性の精索静脈瘤の手術やMD-TESE(顕微鏡下精巣精子採取術)の手術はセンター内で実施するため、柔軟で速やかな手術プランを立てられます。子宮筋腫等の婦人科疾患の手術は、院内の産婦人科とも連携して行いますが、不妊治療の視点から卵巣機能の温存、着床環境の改善などを含め、妊孕能の温存に最大限配慮した手術を行います。
③ キャリアの途切れない不妊治療
仕事をしながら治療を続けていけるように土曜日も受診可能です。
④ がん患者様の妊孕性の温存
がん患者様の治療後の挙児希望に応えられるよう、妊孕性温存に積極的に取り組みます。男性、女性のがん患者様の治療スケジュールに合わせて対応させていただきます。精巣凍結、精子凍結、卵子凍結を行っていますが、卵巣凍結にも対応できるよう準備中です。
⑤ 新しい技術や診断・治療法の研究開発、将来の医療への貢献
大学病院の特色である最先端医療や大規模な研究等を将来の治療に生かします。また、当大学は日本でも数少ない臨床と研究を同時に行う貴重な生殖医療現場であり、未来の医療発展に貢献します。
⑥ 他科との連携で妊娠・出産後もバックアップ
内科疾患等の合併症がある方も、互いに連携をとって治療にあたります。無精子症における染色体検査や高齢妊娠時の新型出生前診断(NIPT)など、遺伝カウンセリングセンターでの情報提供・カウンセリングも行っています。ご妊娠後も、当院産科での妊婦健診・出産、またお子様への小児医療提供など、大学病院ならではのシームレスで統合的な体制で親子の健康をサポートします。
⑦ 心理的なサポート
不妊に関する相談や先の見えにくい治療に関わる悩みなど、治療を続ける中で生ずるご不安に対しカウンセリング外来を行うなど、心理面からも患者様を支えます。
MIRAI Station ここから始まる、二人の妊活
初めて検査・治療をされる方をはじめ、タイミング法や人工授精などの一般不妊治療を行っています。また、男性の検査も実施しています。
本館からMIRAI Stationへと続くアプローチ。
1階の待合室。治療の説明会なども、ここで実施
します。
3階の男性診療部門の診察室。待合室や採精室も
あります。
2階の女性診療部門の待合室。カウンセリング
ルームも設置。
ART Station 高度な医療で積極的な治療を
採卵や胚移植を行う手術室。MD-TESEなどの
男性不妊手術も行います。
顕微授精を行い、受精卵(胚)を培養する培養室。
徹底した管理のもと、作業を行っています。