不妊治療での精子と胚(受精卵)の凍結について説明します。
精子の凍結について
精子の凍結方法
※当院では2022年4月以降、凍結射出精子を使用しての体外受精・顕微授精は自費診療となります。
精子の融解
体外受精・顕微授精の際、必要に応じて融解します。
1回の採卵で凍結精子のチューブ1本を融解しますが、採卵数が多い場合やチューブ内の精子が少ない場合などは、複数のチューブを融解します。
胚(受精卵)の凍結について
胚の凍結方法
採卵後、発育が良好な胚をガラス化法を用いて凍結し、液体窒素のタンク内で保管します。
凍結胚の融解・移植
胚移植(受精卵を子宮に戻す)を行う当日に凍結胚を融解し、子宮に移植します。
精子・胚の凍結の更新について
保管期限日の1カ月前から更新が可能です。予約の上、必要な書類を持参して受診してください。お電話での凍結の更新や中止はできませんので、ご注意ください。
凍結検体の移送について
当院では専用容器または検体移送代行業者を使用しての凍結検体の移送に対応しています。
~移送についての詳細はこちら~
~体外受精・顕微授精・胚移植・凍結保存のパンフレットのダウンロードはこちら~
費用については、こちらをご覧ください