獨協医科大学 小児科学

専門別紹介

循環器

主に、宮本(健)、関根、有賀、石井、國分、菅原、櫻井、飯田が担当しています。

当院ではお子様および成人なった患者さんの心臓病を迅速、正確かつ非侵襲的に早期診断したいと考えております。外来では井上および坪井を中心に初期診断をしております。

乳幼児期に多い疾患は川崎病です。川崎病に関しては夜間救急診療を積極におこなっており4日以上の発熱がある乳幼児の方を診察し早期診断・加療しております。適切な治療をして副作用も最小限にとどめるよう日々務めておりますが、冠動脈拡張病変を合併する可能性が高い症例はインフリキシマブ、シクロスポリンを使用しております。

新生児においては、胎児心臓超音波検査をしており、診断後は治療計画をカンファレンスで検討し、御両親と相談して出産の計画を立てております。出生後診断された先天性心疾患の方は心室中隔欠損症、心房中隔欠損症、動脈管開存症の頻度が多く経過観察となりますが、長期的には血行動態の評価が必要なため放射線被爆のない心臓核磁気共鳴画像(MRI)を用いて評価しております。いくつかの非侵襲的な検査を踏まえて治療適応がある場合は検査のリスクを説明して心臓CT検査、心臓カテーテル検査を実施しております。新生児期に手術適応がある場合は自治医科大学病院や希望の病院へ紹介しております。

成人の方は、当院ハートセンターのカンファレンスに提示し内科へ紹介しておりますが、ご希望の方は成人以降も小児科で経過観察しております。

至らない点も多くあると思いますが、患児および御両親へ最善の心臓疾患、不整脈疾患、川崎病の早期診断・適切な治療方法の提示をしていきたいと思っております。

小児不整脈疾患のご紹介は木曜日または金曜日にして頂けますと、診断までスムーズに進みますので、ご案内をよろしくお願い致します。

外来担当

午前 心エコー
午後 宮本(健)、
関根、有賀、
石井、國分、
菅原、櫻井、飯田
関根、菅原