MR

概要

2015年5月から獨協医科大学病院 教育医療棟1階に新しいMRI検査室がオープンし、最新のMRI装置5台(1.5テスラ 2台、3.0テスラ 3台)が稼働を開始しました。

MRI装置は磁石と電波を使用しているため CTと違いX線被ばくをしない検査ですが、一般的には検査時間が長く、金属の持ち込みが不可能な検査です。しかし脳梗塞や脳腫瘍、血管異常などの他、脊髄や筋肉、関節疾患を見つけ出すのに効果を発揮します。

また、造影剤を使用しなくても腹部、四肢など血管を描出することが可能となってきております。

今回導入されたMRI装置は、ドイツのシーメンス社製 MAGNETOM Skyra 3.0T & Aera 1.5Tと言う高性能な装置で、以前の装置と比べてより診断価値の高い画像が提供できることはもちろんですが、患者様に優しいMRI装置となっております。

 

平成30年8月発行の獨協医科大学病院だより41号に、当院のMRI検査室について紹介されています。こちら(獨協医科大学病院だより41号)からご覧下さい。

装置

3.0テスラ装置 SIEMENS Skyra

1.5テスラ装置 SIEMENS Aera

3.0テスラ装置 SIEMENS Prisma

主な受信コイル

各検査部位をより鮮明に描出するための数多くの受信コイルを取り揃えています。

 

上段左より    頭頚部コイル      膝コイル      小児用コイル

中段左より    手関節コイル   多目的コイル   多目的コイル   足関節コイル

下段左より    乳房用コイル            腹部用コイル

金属探知機

MRI検査室は、常に強い磁場が発生しています。磁石にひきつけられたり、破損のおそれのあるもの、画像に影響するものについて検査前に検査スタッフがチェックしあらかじめ取り外して頂きます。より安全にMRI検査を受けていただけますように金属探知機が用意してあります。

金属探知機

MRI検査室は、常に強い磁場が発生しています。磁石にひきつけられたり、破損のおそれのあるもの、画像に影響するものについて検査前に検査スタッフがチェックしあらかじめ取り外して頂きます。より安全にMRI検査を受けていただけますように金属探知機が用意してあります。

     ゲートタイプ

    ハンディタイプ