患者さんへ(看護師/ME)

5南・5北病棟師長

伊藤 美香

5南・5北病棟師長

伊藤 美香

内科病棟では心筋梗塞・狭心症などの虚血性心疾患や心不全・不整脈などの患者さんが入院しています。新人から経験豊富な看護師まで在籍しており、協力し合いながら仕事ができています。勉強熱心なスタッフが多く、心不全認定看護師、認知症認定看護師、心不全療養指導士、一時救命処置(BLS)インストラクター、呼吸療法認定士が在籍しています。研修等にも積極的に参加し学びを深め、専門的な看護が提供できるよう努力しています。入退院が忙しい病棟ですが、スタッフ一同笑顔を大切に頑張っています。

5東・5西病棟師長

髙木 慎一郎

5東・5西病棟師長

髙木 慎一郎

本館5階フロアーの4病棟はハートセンターを担っており、外科病棟では主に手術後の患者さんの治療、看護を行っています。毎朝、医師と看護師が一緒に患者さんの創部の状態を観察します。その後、カンファレンスを行い、治療内容や日常生活における問題解決に取り組んでいます。心臓リハビリテーションでは、患者さんの状態に応じた目標を定め、日常生活動作の維持・向上を図っています。週1回の多職種協働カンファレンスでは、医師、病棟看護師、退院サポート室看護師、薬剤師、リハビリテーションスタッフなどの多職種で話し合い、患者さんの退院後の生活を見据えた支援について検討しています。 病棟には、人工心臓管理技術認定士、特定看護師など、経験豊富なスタッフが在籍しており、質の高い看護の提供を行っています。患者さんの身体異常の早期発見と急変対応ができるよう、スタッフは定期的にトレーニングをしています。患者さんとともに歩み、多職種連携によるチーム医療で質の高い医療・看護を提供できるよう努めています。

臨床工学技士長

山口 剛史

臨床工学技士長

山口 剛史

臨床工学技士(ME)は医療機器を取り扱う専門医療職です。 病院内で医師・看護師や他のメディカルスタッフとチームを組んで以下の生命維持管理装置の操作などを担当しています。 また医療機器が何時でも安心して使用できるように保守・点検を行っており、安全性確保と効率的で適切な運用に努めております。 ハートセンターのチームの一員として診断・検査・治療・手術の機器の保守点検から操作まで幅広く業務を行いサポートしております。 緑色のスクラブを着用しておりますスタッフがMEですので、ぜひご入り用の際はお声掛けください。

患者さんからの声

植込型補助人工心臓を入れた後は、息切れ、浮腫、倦怠感、手足の冷えなど改善されました。呼吸も浅く、話すのもやっとだったのが、深呼吸して大きな声も出せます。日常の生活や家事、買い物や散歩もできるようになりました。また植込型補助人工心臓装着者の対応がある温泉施設に泊まりに行くこともできました。自宅療養できる事に感謝しています。

植込型補助人工心臓を入れるまでは、不安な毎日を過ごしていましたが、心臓移植申請後に手術を施行し、2ヶ月の間に体調が良くなっていくのを実感しました。退院後も大きな問題もなく仕事ができるようになり嬉しく思っています。

心不全で心臓が悪化した為、ある病院から紹介された事が獨協医科大学病院に通院するきっかけです。初めて病院に通院した時は、病院の広さ、患者さんの数の多さにびっくりしました。
心臓移植するまでお世話になりましたが、手術をした時も処置や対応が早く、技術が素晴らしいので回復が早いです。
心臓移植するまで補助人工心臓を装着して過ごすことになりましたが、資格取得をしたり、パートタイムで働きながら待機期間を過ごすことが出来ました。このような待機期間が過ごせたのは、夢と希望そして明るい道へ引っ張って下さった先生方のおかげです。
現在は、移植してフルタイムで働いています。移植後は拒絶反応なく元気に過ごせています。

ハートセンターにおける臨床工学技士の役割は

  • 1. 心臓手術の際の人工心肺装置を操作・管理します。
  • 2. 心臓カテーテル検査・治療では検査記録装置、
    画像診断装置、治療装置等を操作します。
  • 3. 不整脈領域ではペースメーカー、
    植込み型除細動器(ICD)の操作管理を行います。
  • 4. ECMO、補助循環用ポンプカテーテル(IMPELLA)、
    人工心臓装置などの補助循環装置の導入から
    使用中の管理・操作を行います。

メッセージ

患者さんへ

  • 人工心臓管理技術認定士、心不全認定看護師、認知症認定看護師、心不全療養指導士、
    一時救命処置(BLS)インストラクター、呼吸療法認定士等の専門知識を持ったスタッフが
    数多く在籍しており、包括的なケアを行っております。
  • MEスタッフや心臓リハビリ室スタッフとも連携が取れており、
    多職種で患者さんのサポートにあたっております。
  • 少しでも患者さんの感じる不安が和らぐよう努め、寄り添いながら看護を行っていきたいと思います。
    そして患者さんのみならず、家族とも寄り添える環境を目指して参ります。