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第12回「ひだまりの会」ご報告
2015.6.25
1.開催日 平成27年6月6日(土)10時〜12時
2.場所 看護学部棟1F N106 精神・地域臨床看護学実習室
3.参加者
1)家族 合計26人
母親 父親 こども 叔母 備考
入院中 4 0 該当なし 0
退院した方 9 0 12 1 双子1組
2)医療者 合計13人
看護師 医師 臨床心理士 看護学生 教員
6 0 0 6 1
4.会内容
1)展示品作成 約30分
3階東病棟のスタッフで構成されている「ひだまりの会」係りにより、参加者全員で季節を演出する工作を企画しました。アジサイが咲く中に、雨を楽しむカエルたちは看護師が作りました。ひだまりの会の子どもと大人は、色画用紙で模ったテルテル坊主にシールを貼り、カラフルなでデザインに仕上がりました。梅雨明けを待ち望むテルテル坊主に願いが込められ、仕上がったものは病棟入口と病棟内に掲示した。作品は見る人の心を和ませています。
2)参加全員によるフリートーク 約1時間
会のメイン内容である。入院中の方が退院した方と交流し、こどもの成長に関する不安や悩み、退院後の日常生活など、其々が想いを語り合いました。殆どが、ひだまりの会リピーターの母親による助言で、会が盛り上がりました。
医療者は、母親からこどもの成長を伝えられ、こどもの発達や家族の成長のあり方を知り、学びの場となります。会を重ねる毎に、発達の問題が顕著になり、不安を抱える母親も目立ち、訴える母親も多くなっています。特に幼稚園や小学校における教育現場の受け入れなどは、同じ県内においても地域で差が生じていることは、今回も同様でした。また発達における悩み少しでも克服できるように、県や市で行っている養育施設を家族が主体的に見つけ入所するといった現状を情報として得られました。
3)次回開催予定
平成27年10月の土曜日(日時は調整中)