患者様紹介方法
産科部門への患者様紹介方法(外来紹介、母体搬送)
産科外来へのハイリスク妊婦の御紹介は、常時可能ですが、外来受診の際は必ず紹介状持参して下さい。外来受診の際は、受付は午前11時までです。
その他、緊急紹介の場合は下記に示した番号に、9時から16時までは産婦人科外来で、その他の時間帯は、救急外来・産科病棟に直接ご連絡をお願い致します。
なお、当院は総合周産期母子医療センターのため、ハイリスク妊娠を優先的に診療しております。そのため紹介状をご持参された方でも、ローリスク妊娠と判断された場合は、適切な産科施設へご紹介させて頂く場合がありますので予めご了承下さい。
詳細は産婦人科外来へお問い合わせ下さい。ご協力の程を宜しくお願い致します。
また救急車搬送の場合、救急隊から受け入れ確認の電話が集中治療部(ICU)に繋がり、混乱することが時々あります。当センターからも各消防署にお願いしておりますが、救急車出動依頼時に上記の電話番号をお伝えいただければ幸甚に存じます。
新生児部門への患者様紹介方法
助産施設、一次・二次産婦人科施設の先生より、出生されました患児の症状で新生児搬送の依頼を受けております。病棟の状況が許す限り依頼を断ることが無いよう対応しております。 具体的には、下記の症状の赤ちゃんが入院の対象になります。
出生時体重2000g未満、 または在胎35週未満の児 |
左記の新生児は無条件でご連絡いただいて構いません。 当院NICUに入院し、順調な経過で体重増加良好となれば、ご紹介元の施設 へお戻しすることもできます。 |
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右記の症状を有する新生児 (体重・在胎週数にかかわらず) |
・仮死(5分後Apgar score7点未満) ・呼吸障害 陥没呼吸、多呼吸、呻吟 ・無呼吸 ・中心性チアノーゼ ・けいれん、または、けいれんが疑われる児 ・嘔吐(吐血を含む)、血便、腹部膨満 ・哺乳不良、体重増加不良 ・光線療法で改善しない黄疸 ・先天異常 口唇口蓋裂、顔貌異常(ダウン症候群疑いなど) 四肢奇形、その他 ・頻脈、徐脈 ・血液検査での異常(低血糖、CRP上昇など) ・何となくおかしい、元気がない |
重症例(重度の呼吸障害・低酸素性脳症など)については、どんな状況であっても受け入れるように心がけております。緊急性の高い場合は、必要に応じてNICU医師が産科施設に伺って赤ちゃんの搬送を行います。
また、全身状態は安定していても気になるような症例についても連絡いただければ電話・メール・FAXなどでご相談を受けるようにしております。どうぞご気軽にご連絡ください。
新生児の外来紹介について
新生児外来は、火曜日午前・水曜日午後・木曜日午前に診療しております。感染症などの伝染性疾患のお子さんとなるべく接触しないように対応しております。早産児のシナジス接種や染色体異常の疑いなどでご紹介されるときは、一度外来にご連絡いただければ幸いです。