脊椎班では、いわゆる背骨と言われる椎体と、椎体に囲まれる神経組織(脊髄、馬尾神経、神経根)に関連する病態を治療します。代表的疾患は以下の通りです。
- 椎体の異常
- 骨粗鬆症性椎体骨折、脊髄損傷など
- 神経組織の異常
- 頚髄症、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア
- 脊椎の並びの不整
- 思春期特発性側弯症、成人脊柱変形
強い痛みやしびれ、歩行障害など、脊椎疾患による患者さんの障害度は大きいので、適切なタイミングで適切な治療を選択することが重要です。一方で脊椎手術には、体の負担が少ない低侵襲手術から、難易度や侵襲性が高い手術までいろいろな選択肢があります。当班では患者さん、ご家族へ治療の利点・欠点をご説明し治療方針を共有したうえで、最適な治療を提供できるよう心がけております。