キャリアパス

研修および長期目標（例）

図は研修後の進路の例を示しています。これはあくまで例ですので、個々人にあった進路を探していきましょう。先輩教員が、いつでも相談にのります。

1． 博士取得　

大学院進学

後期研修2年目以降いつでも進学可能です。社会人大学院生として、後期研修を受けながら、大学院に在学することができます。研究テーマは基礎研究あるいはトランスレーショナルリサーチなど多様であり、4年間で学位論文を発表し、医学博士を取得します。

論文博士

5年以上血液診療を経験した後、論文を3本提出することで、医学博士の取得も可能です。臨床経験を途絶えることなく、医学博士を取りたい場合には良い方法ですが、臨床と研究の両立のため少し負担が増えることになります。教員と相談しながら、両立を目指せるよう工夫していきましょう。

2． 国内・海外留学

国内留学は適宜可能です。海外留学は通常、医学博士取得後可能です。留学先は研究目的に合わせて様々な大学、研究施設をご紹介できます。

3． 出産・育児

当科は女性医師も多く、出産、育児の経験をしながら血液内科医を続けている先輩もたくさんいます。病院規定に則って、産休、育児休暇の取得が可能です。また育児中は時短勤務などで、柔軟に対応しています。

4． 長期的進路

後期研修あるいは大学院が終了した後は、通常は大学教員（助教）として、勤務を継続できます。長期的には市中病院勤務（部長職）や病院を開業される方もいます。血液内科医は総合内科医でもあるので、開業に全く問題ありません。また近年は高齢化に伴い、血液内科医の訪問診療医としての需要も高まってきています。