地域連携・貢献REGION

みぶまち・獨協健康大学

みぶまち・獨協健康大学は、町民が安心して住み続けられる医療最先端の
町づくりを目指して「まちの健康リーダー」を育成します。

本事業は、「壬生町と獨協医科大学との連携協力に関する協定書(平成25年5月7日締結)」に基づき、壬生町と獨協医科大学が『町民の健康、医学・医療の発展』をテーマとして連携を図り、健康・医療について学ぶ講座の開催など、様々な事業を展開することにより、明るい社会づくりに広く貢献し、『町民が安心して住み続けられる医療最先端の町づくり』をめざして実施しております。

開講の経緯

平成25年5月7日、獨協医科大学において「壬生町と獨協医科大学との包括連携協力に関する協定」の締結式を行いました。これは、壬生町と獨協医科大学が『町民の健康、医学・医療の発展』をテーマとして連携を図り、健康・医療について学ぶ講座の開催など、様々な事業を展開することにより、明るい社会づくりに広く貢献し、『町民が安心して住み続けられる医療最先端の町づくり』をめざして協力をしていくというものです。

本協定に基づき、住民が身近な日常の病気の予防や健康づくりについて学ぶ『みぶまち・獨協健康大学』を開校する運びとなり、現在に至っております。

令和5年度 活動記録

活動内容

壬生町の 小菅一弥 町長を学長、獨協医科大学の 吉田謙一郎 学長を副学長として、原則、壬生町居住者を対象に1年単位で開校することとし、例年受講生を募集しています。

本プログラムは開講式に始まり、授業は講義、演習(グループワーク)、フィールドワークなどを取り入れたカリキュラムで構成し、最後は活動報告会、閉校式及び修了式を執り行うなど、健康づくりや病気に関する専門的知識、最新の医療情報等を修得できる活動内容となっております。修了生には、大学で学んだ知識と技術をそれぞれの家庭や職場、地域における健康増進や社会貢献活動等で「まちの健康リーダー」として活躍することを期待しています。

令和5年度カリキュラム

  開校日時 活動内容
令和5年8月8日(火)
14時〜16時

開校式

健康講話

テーマ: 「個の健康」から「まちの健康」へ

講 師: 獨協医科大学 公衆衛生学講座
助教 阿部美子 先生

令和5年8月28日(月)
14時〜16時

公開講座

テーマ: 「ケアするまちづくり」

講 師: 一般社団法人 ケアと暮らしの編集社
代表 守本陽一 先生

令和5年9月19日(火)
10時〜12時

健康座談会(グループワーク)

テーマ: 「まちの健康課題は何か」
「どうやってまちを健康にするか」

令和5年10月8日(日)
10時〜12時

フィールドワーク

テーマ: まちの健康課題を考える座談会

会 場: 獨協祭会場

令和5年10月29日(日)
10時〜12時

フィールドワーク

テーマ: まちの健康課題を考える座談会

会 場: 壬生町健康ふくしまつり

令和5年12月14日(木)
10時〜12時

活動のまとめ

テーマ: 活動報告書作成、役割分担など

令和6年2月16日(金)
10時〜12時

閉校式及び修了式

活動報告会、公開講座

活動の様子

  • 開講式(8月8日)
  • 健康講話(8月8日)
  • 公開講座(8月28日)
  • グループワーク(9月19日)
  • フィールドワーク:獨医祭(10月8日)
  • フィールドワーク:壬生町健康ふくしまつり
    (10月29日)
  • 活動報告会(2月16日)
  • 講演会(2月16日)
  • 閉校式①(2月16日)
  • 閉校式②(2月16日)

健康教育講座

本事業は、地域住民の方々に疾病や病気の予防に役立つ健康な生活を送るための知識やスキルを身に着けていただくことを目的としています。
また、生活習慣の改善や健康行動の推進を目指す公衆衛生活動の一環としても重要な役割を果たしています。

令和5年度 受講者募集

令和5年度 
獨協医科大学公開講座(日光市)の詳細はこちら

※申込受付は終了いたしました

受講者募集

令和5年度 
獨協医科大学公開講座(埼玉県越谷市)の詳細はこちら

※申込受付は終了いたしました

受講者募集

令和5年度 
獨協医科大学公開講座(小山市)の詳細はこちら

※申込受付は終了いたしました

受講者募集

令和5年度 
獨協医科大学公開講座(壬生町)の詳細はこちら

※申込受付は終了いたしました

受講者募集

令和5年度 
獨協医科大学公開講座(宇都宮市)の詳細はこちら

※申込受付は終了いたしました

受講者募集

公開講座の様子

  • 公開講座(小山市)
  • 公開講座(壬生町)
  • 公開講座(宇都宮市)
  • 公開講座(越谷市)
  • 公開講座(日光市)

実績報告

講座名
期日・時間
対象・定員 会場 メインテーマ・内容・講師・座長

1. 公開講座(宇都宮)
全3回 4時間30分

6/3(土)
13:30~15:00

6/10(土)
13:30~15:00

6/24(土)
13:30~15:00

定員
80名

参加者
60名

延べ人数
135名

共催: (財)栃木県青年会館

会場: コンセーレ・アイリスホール

メインテーマ: 「健やかに老いる」

「血液がんー不治の病から治る時代へ」

講師: 内科学(血液・腫瘍) 学内教授 今井 陽一

座長: 基本医学(化学) 准教授 馬籠 信之

「自分らしく年を重ねる~あなたにとっての生きがいとは何ですか?~」

講師: 看護学部老年看護学 教授 辻 容子

座長: 看護学部看護医科学(基礎) 学内教授 西連地 利己

「パーキンソン病の診断と治療」

講師: 内科学(神経) 講師 藤田 裕明

座長: 内科学(神経) 教授 鈴木 圭輔

2. 公開講座(壬生町)
全3回 4時間30分

7/1(土)
13:30~15:00

7/8(土)
13:30~15:00

7/22(土)
13:30~15:00

定員
120名

参加者
81名

延べ人数
203名

共催: 壬生町教育委員会

会場: 創立30周年記念館
関湊記念ホール

メインテーマ: 「健やかに老いる」

「片頭痛の最新治療」

講師: 内科学(神経) 教授 鈴木 圭輔

座長: 内科学(血液・腫瘍) 学内教授 今井 陽一

「認知症の診断治療」

講師: 精神神経医学 准教授 菅原 典夫

座長: 国際協力・支援センター国際交流支援室 学内講師 松岡 佐知

「日常生活と貧血」

講師: 内科学(血液・腫瘍) 学内准教授 佐々木 光

座長: 病理学 教授 矢澤 卓也

3. 公開講座(小山市)
全3回 4時間30分

9/2(土)
10:30~12:00

9/9(土)
10:30~12:00

9/30(土)
10:30~12:00

定員
80名

参加者
60名

延べ人数
196名

共催: 小山市教育委員会

会場: 小山市中央公民館
第一研修室

メインテーマ: 「健やかに老いる」

「リウマチや膠原病ってどんな病気? 年をとるとなりやすい?」

講師: 内科学(リウマチ・膠原病) 教授 池田 啓

座長: 国際協力・支援センター国際交流支援室 学内講師 松岡 佐知

「認知症の診断治療」

講師: 精神神経医学 准教授 菅原 典夫

座長: 解剖学 教授 徳田 信子

「自分らしく年を重ねる~あなたにとっての生きがいとは何ですか?~」

講師: 看護学部老年看護学 教授 辻 容子

座長: 看護学部看護医科学(基礎) 学内教授 西連地 利己

4. 公開講座(越谷市)
全3回 4時間30分

10/7(土)
14:00~15:30

10/14(土)
14:00~15:30

10/28(土)
14:00~15:30

定員
80名

参加者
80名

延べ人数
202名

会場: 埼玉医療センター
4号館大会議室

メインテーマ: 「健やかに老いる」

「人生100年時代に、健常人と変わらない人生を追求する糖尿病治療」

講師: 埼玉医療センター 糖尿病内分泌・血液内科 教授 橋本 貢士

座長: 埼玉医療センター 皮膚科 教授 片桐 一元

「健やかに老いるために 股関節の病気とロコモ予防」

講師: 埼玉医療センター 整形外科 教授 神野 哲也

座長: 埼玉医療センター 泌尿器科 教授 齋藤 一隆

「リハビリテーション医学・医療の観点から健康長寿を考える」

講師: 埼玉医療センター リハビリテーション科 教授 上條 義一郎

座長: 埼玉医療センター 皮膚科 教授 片桐 一元

5. 公開講座(日光市)
全1回 1時間30分

11/11(土)
14:30~16:00

定員
100名

参加者
87名

共催: 日光市

後援: 日光市教育委員会

会場: 日光医療センター
会議室1

テーマ: 「睡眠障害は万病のもと!?健康寿命をのばすための工夫」

講師: 日光医療センター 脳神経内科 准教授 渡邉 由佳

産学官金連携

産学官金連携では、企業・大学・金融機関が連携して地域産業の振興及び地域社会の発展を目指します。

産学官金連携とは、企業の新製品・新技術の開発や技術的課題を解決するために、大学・高専や公設研究機関の研究者から技術指導を受けたり、研究者と一緒に共同研究などを行う取組に、産業支援機関や金融機関が、窓口相談や情報提供、伴走支援など一緒になって取り組むことを言います。(経済産業省)

活動方針

本学では、地域の活性化を促進すべく地方自治体、地元産業界、並びに地元金融機関と協力して産学官金連携の取組みを推進する方針としています。

これらの活動を積極的に展開するため、2023年5月に足利銀行及び栃木銀行との間で包括連携協定を締結しました。両行には、本学と地方自治体・地元企業の皆様との橋渡し役を担っていただき、本学の教育研究成果を地域産業の振興及び地域社会の発展に活かしていきます。

主な活動内容

  1. 足利銀行、及び栃木銀行のお取引先様のネットワークを通じて、本学の技術シーズと地方自治体・地元産業界の皆様のニーズのマッチングを積極的に推進し、地域産業の成長・活性化に寄与しています。

  2. 本学が保有する特許を足利銀行、及び栃木銀行のお取引先様に紹介し、地域企業等の新製品開発や技術力の高度化、高付加価値化を支援しています。

講師派遣事業

講師派遣事業では、本学の学術資源に基づいた教育・研究成果等を講演会やセミナー等に還元していきます。

獨協医科大学地域共生協創センターでは、社会貢献の一環として本学の学術資源に基づいた教育・研究成果等を地域・住民に還元することを目的に、地方自治体や地元産業界等が主催・共催する保健・福祉・医療等に関する講演会・セミナー・オンライン講演・研修会など、各種イベントへの講師派遣や本学施設の提供などをサポートさせていただいております。まずはお電話又はメールでお気軽にご相談ください。

本学施設を使用する場合の利用料

(税別)

創立30周年記念館 9時~12時 13時~17時 18時~21時 全日
関湊記念ホール
(400人収容可)
※1
30,000円 40,000円 30,000円 100,000円
ホワイエのみ使用 6,000円 8,000円 6,000円 20,000円
準備室(1F)
(20人収容可)
3,000円 4,000円 3,000円 10,000円
研修室(2F)
(30人収容可)
6,000円 8,000円 6,000円 20,000円

※1 関湊記念ホールの使用料金には、ホワイエ使用の料金も含まれる。

(税別)

研修会議棟 9時~12時 13時~17時 18時~21時 全日
1/2室(2分割可)
(120人収容可能)
15,000円 20,000円 15,000円 50,000円
全室(4分割可)
(250人収容可)
20,000円 30,000円 20,000円 70,000円

会場の様子

<30周年記念ホール>

<ホワイエ>

<研修室>

<研修会議棟>

申請様式

  1. 講師派遣申請書
  2. 施設利用申請書

    30周年記念ホール

獨協医科大学 地域共生協創センター
住所 〒321-0293 
栃木県下都賀郡壬生町北小林 880
電話番号 0282-87-2508
E-mail ccc@dokkyomed.ac.jp

とちぎ子どもの未来創造大学

とちぎ子どもの未来創造大学は、子どもたちの主体的に取り組む態度を育むプログラムです。

栃木県が実施する「とちぎ子どもの未来創造大学」では、子どもたちの学力向上の基礎づくりのために、学校における学習に加えて、学ぶ意欲を高め主体的に学習に取り組む態度を涵養するために、県内の高等教育機関、民間企業等と連携しながら、子どもたちに「本物」に触れる学習機会を提供しています。

本学では、全8コースからなる教育プログラムのうち、「生物・医学コース」にエントリーし、子どもたちにとって貴重な学びの機会、将来の可能性を広げるきっかけとなるようなプログラムの提供に努めています。

令和5年度 活動報告

  開講情報 活動内容 定員

開催日時

令和5年8月10日(木)
13時30分〜15時

開催場所

獨協医科大学
(30周年記念ホール、ドクターヘリポート)

講義

テーマ: ドクターヘリ —救急・災害医療—

講 師: 獨協医科大学救急医学講座
教授 和氣晃司

90名(子ども46名、保護者44名)

本年度は、県内全域より「栃木県ドクターヘリの活動」に関心を寄せる大勢の参加者たち(小学4年生〜中学3年生)にご参加いただきました。当日は、気温が35℃を超える猛暑日でしたが、熱中症対策を行いながら講義と見学の両方を盛況のうちに終了することができました。

「ドクターヘリ —救急・災害医療—」と題した前半パートの講義では、参加者たちは講師の話に熱心に話に耳を傾け、メモを取り、真剣な眼差しで参加していました。質問コーナーでは、「ドクターヘリの機体の値段はどのくらいですか?」、「燃料はどのようなものを使用していますか?」、「多いときに1日何回くらい出動しますか?」など、数多くの質問をいただきました。

また、後半パートのドクターヘリ見学では、参加者たちは持参したカメラやスマートホンを片手に、間近で見るドクターヘリに興奮を隠しきれず、大きな歓声が沸き起こっていました。

見学をしているタイミングで、実際にドクターヘリの出動要請が入り、参加者たちは、出動準備から離陸までを目の当たりにすることができました。和やかな雰囲気が一瞬で緊迫したものへと変わり、アッという間に現場に向かって飛び去って行くドクターヘリを見た参加者たちからは、「かっこよかった」「ドクターヘリが離陸する様子をみられて良かった」などの声が寄せられていました。

プログラム終了後のアンケートでは、「ドクターヘリが導入されるまでの歴史がわかり勉強になった」、「ドクターヘリが活動をするのに、いろいろな人が関わっていることが理解できた」、「半径50km以内を15分以内で移動できることに驚いた」などの感想をいただきました。

今後とも、栃木県の未来を担う子どもたちが「本物」に触れ、主体的に学習に取り組んでいけるようなプログラムを企画していきますので、皆様も機会があれば是非参加してみてください。

  • 講義風景
  • ドクターヘリ見学の様子

関連サイト

とちぎ子どもの未来創造大学

地域貢献プロジェクト

本事業は、地域住民と本学の教職員、学生の3者が協働して、多様化・複雑化した地域住民のニーズに応え、地域の健康問題の解決策やQOLを高めるための具体策を提案していくプロジェクトです。
地域連携・貢献型企画は「地域住民の健康やQOL(QUALITY OF LIFE)の向上に寄与すること」、キャリア発達・開発支援型企画は「保健医療福祉に関わる専門職者のキャリア発達・開発を支援すること」を目的としています。

令和5年度 地域連携・貢献

  • 病気の子どもと家族のサポートグループ『つぼみ』

    ※現在準備中になります。

  • からだのおはなし会

    ※現在準備中になります。

  • 来て見て体感、あなたの聴能力
    ~アプリではじめるお耳の健康チェック~

    ※現在準備中になります。

令和5年度 キャリア発達・開発支援型

地域ジョイント講座
(看護管理を語ろう!)

※現在準備中になります。