キャリア発達・開発支援CAREER SUPPORT

認定看護師教育課程

新生児集中ケア

2027 年度 認定看護師教育課程 募集要項

募集要項

募集定員

16名

受講資格

  • 1) 日本国の看護師免許を有すること。
  • 2) 看護師免許を取得後、通算5年以上の実務研修を行った者。
  • 3) 通算3年以上、新生児集中ケア部門での看護実績を有すること。
  • 4) ハイリスク新生児の生後1週間以内における集中ケア及び親・家族の看護を5例以上担当した実績(ハイリスク新生児の退院支援を1例以上含む)を有すること。
  • 5) 現在、ハイリスク新生児のケアを行う部門で勤務していることが望ましい。
  • 6) 新生児の蘇生に関する知識・技術を有することが望ましい。

※入学時にNCPRインストラクターコースの受講要件を満たしていること。

認定看護師教育基準カリキュラム
(特定行為研修を組み込んでいる教育課程:B課程教育機関)

修了生のメッセージ

3回生(R8.3月修了生)
鈴木 愛里奈

私は、NICUの経験年数が少ないスタッフの多い自施設で、ケアが十分にできているのか疑問に思うと同時に、指導を行う際に自分自身の知識・技術不足を感じていました。そのため新生児看護をさらに学び、一緒に看護するスタッフと共により良いケア・個別性のある看護を実践したいと考え、新生児集中ケア認定看護師教育課程を受講しました。
受講開始時は、講義・課題・実習に対する不安も多かったのですが、専任教員の先生方のサポートもあり、乗り越えることができました。教育課程を受講した1年間は、これまで行なっていた看護を振り返り、自分自身の不足部分や弱みに気づき、とても重要な機会だったと感じています。その中でも、新生児・子どもに関連した専門科目の講義では、自施設での新生児看護をより良くしていくための新たな学びが多くありました。特定行為はe-learningがメインで、さらに演習を通して臨床推論などの特定行為実践にあたり必要な知識・考え方を学ぶことができました。
認定分野の実習では、自施設のNICUとの規模の違いに、どうしたら良いのだろうという戸惑いもありました。実習指導者からのご指導・スタッフの方々の新生児看護に対する思い、受け持った新生児とそのご家族から、多くのことを学びました。
特定行為の実習では、自施設のみでは実習が難しい状況にあり、他施設の指導医の先生へ実習依頼・調整を行う必要がありました。訪問診療で気管カニューレの交換の実習を行い、ご家族の思いや工夫についてお話しを聞くことができました。他施設のNICUや訪問診療で実習を行い、様々な症例を経験できたことは、今後の特定行為実践を考える上で貴重な経験となりました。
また、全国から集まった15名の同期と、教育課程で共に学び・過ごした時間は、かけがえのないものとなりました。
まだまだ自分自身の課題は山積みですが、教育課程での学びを糧に1つ1つの課題解決に向け取り組んでいきたいです。今後より良い新生児看護のために、教育課程を受講する仲間が増えることを楽しみにしています。

2回生(R7.3月修了生)
浅野 蘭奈

私は入職後、小児病棟での経験を経て、NICUで6年間新生児看護を行なってきました。
自分自身の知識と技術の向上により、自信を持ってスタッフを指導できるようになりたいと考え、教育課程を受講しました。
自施設は特定機能病院ではありますが、NICUの病床数6床と規模の小さい地域周産期母子医療センターです。初めの頃は自分自身の経験が少ないことによる不安がありました。また、初めて地元を離れて生活することや、慣れない電車通学にも不安を感じていました。
春は、特定行為のe-learningがメインであり、病態生理や臨床推論等、医学の基礎を改めて学ぶ良い機会となりました。e-learningは在宅で受講することができ、私は電車通学の時間も活用して受講を進めました。
夏は、著名な講師の方々による子どもや新生児についての専門科目の講義が本格化し、大変興味深く、ますます新生児看護が楽しくなる日々でした。課題やテストに追われた毎日でしたが、充実した日々を過ごすことができました。
特定行為区分の臨地実習は、自施設の医師の指導下で行うため、医師の考え方や働き方を知ることにより、今後の医師との協働や連携について考える良いきっかけとなりました。
認定分野の臨地実習では、初めて他施設のNICUを訪れ、1人の新生児とじっくり向き合い、改めて新生児看護の奥深さを感じることができたとともに、自施設の強み、弱みについて気付くことができました。
1年間の教育課程での学びを通して、自分自身の課題と向き合う機会がたくさんありました。なかなか満足に克服することはできませんでしたが、11人の同期と情報共有し、支え合い、切磋琢磨することで視野が広がり、大きく成長できた1年間だったと思います。
先生方には、教育課程でしか経験することのできない貴重な経験をたくさんさせていただき、大変感謝しています。また、かけがえのない11人の仲間との出会いも一生涯の宝物になりました。この経験を自施設に還元していきたいです。今後も新生児看護の素晴らしさを共有できる仲間が増えることを楽しみにしています。

1回生(R6.3月修了生)
岩崎 奈緒

私は、認定看護師が不在である自施設の看護レベルの底上げのために教育課程受講の道を考えていました。COVID-19の流行により叶わぬものとなり、諦めかけた頃に、この新生児集中ケア認定看護師教育課程の開講を知りました。待ちに待った開講でしたが、自分自身の年齢や家庭環境から受験を迷いました。それでも、挑戦しない後悔はしたくないと思い、受験を決意しました。自施設は県内の中核病院として地域の急性期医療を担っていますが、NICUとしては小規模の地域周産期母子医療センターです。合格したものの、他の研修生の施設の規模や看護を知り、自分は相応しくないのではないか、自分が他の研修生と同じレベルと言っていいのか、劣等感を感じることが多かったです。しかし、研修生たちとはお互いを尊重し、一生の仲間になることができました。著名な講師の方々から講義を受け、最新の知見を得ることができ、最善のケアや問題の解決方法を考える過程を学び、参考書や文献の1行1行の文章の重みを知りました。正直、B課程であることは、十分に理解せず受験しましたが、対象を点で捉えず、より広い視野で考えることに繋がると思っています。また、県内にNICUや新生児専門医が少ない地方の病院だからこそ、特定認定看護師として医師と協働し、患者さんに医療を提供することの意義を感じています。課程では、自分の欠点や課題と向き合わざるを得ないため、内面を磨く機会にもなりました。課程での約1年間、多くの出会いがあり、たくさんのことを考え、いろんなことを感じ、貴重な時間を過ごすことができました。家族との団結力も強くなり、我が子が大人になるのを楽しみに思うようになりました。教育課程で得た知識だけでなく、カリキュラムに全力で取り組み、仲間と共に乗り越えた達成感は、今後の自分を支える経験となると感じています。そして、子どもたちの未来のために、この教育課程を受講する仲間が増えることを楽しみにしています。