獨協医科大学埼玉医療センター 呼吸器外科

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教室紹介

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当科は、1984年に初代となる山田崇之教授の元で心臓血管外科として診療を開始しました。その後、今関隆雄教授、大畑俊裕教授、高野弘志教授に引き継がれ、埼玉県東部地域における心臓血管外科診療の中核施設として発展して参りました。開設当初より呼吸器外科領域の診療も行われておりましたが、2008年に呼吸器外科専門医の深井隆太講師が着任して心臓血管外科から心臓血管外科・呼吸器外科へ診療科名が変更されました。2014年に松村輔二が着任し、2017年9月に心臓血管外科から独立して、診療科名が呼吸器外科となりました。

当科では、外科的治療が必要な呼吸器及び縦隔疾患に対して手術・診療を行っております。従来から肺癌をはじめとした肺腫瘍、縦隔腫瘍に対して胸腔鏡による低侵襲手術を行って参りましたが、長年増大する地域の医療需要に十分答えられない状況にありました。2017年11月に待望の新棟が完成し、ハイブリッド手術室、手術支援ロボット(da Vinci Surgical System)も整備されて、手術室が大幅に増加しました。術後管理を行うICU、HCUも新しく整備されました。それに伴い呼吸器外科の手術枠も拡大され、スタッフも増えて、漸く地域の皆様の医療需要に対応できる診療体制を整えることができました。今後は、最新鋭の医療器械を駆使して、低侵襲で安全、確実な呼吸器外科手術を推進・展開して、地域の皆様に信頼していただける医療を提供して参りたいと考えております。

高度で良質な医療を提供するとともに、次世代の外科医を育成することも私たちのもう1つの重要な使命です。また医学医・医療の発展に寄与する臨床研究を行うことによって社会に貢献して参ります。今後とも皆様方のご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

当科の特色

患者様主体の治療を常に心がけております。肺がんをはじめとした胸部・呼吸器疾患の最新診療ガイドラインに基づいた外科的治療を実施しております。手術に関しては、胸腔鏡を用いた低侵襲手術(傷の小さな手術)を主体に、患者様の状況に応じて最適な治療法を選択しております。

元々心臓血管外科と呼吸器外科が同じ診療科であった経緯より、分離後の現在も心臓血管外科と同じ病棟で診療を行っております。このため様々な心合併症を抱えた患者様に対しても、心臓血管外科と密接に連携を取り、適確な高度医療を提供することが可能です。

主な認定施設

  • 呼吸器外科専門医制度基幹施設
  • 外科専門医制度基幹施設
  • 呼吸器専門医制度基幹施設
  • 気管支鏡専門医制度基幹施設

臨床試験

病院ホームページに詳細を掲載しております。
http://www.dokkyomed.ac.jp/hosp-k/info/114/3354.html

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