重症外反母趾に対する変形矯正手術
- 患者さん
- 70代女性
- 左写真(術前)
- 重症外反母趾の方です。40代から母趾の外反変形が起こり始め、その進行とともに第2趾の変形も生じて重なり合うようになり、足裏には強い痛みを伴う頑固な『タコ』(難治性の胼胝)ができていました。
手術前には、約55度の外反母趾変形に加えて、第2趾MTP関節の脱臼も生じ、足裏にはタコが2か所存在しました。 - 右写真(術後)
- 第1~3趾の変形矯正手術を行ったところ、3ヶ月程で足裏のタコは自然消失し、痛みなく歩行できるようになりました。
- 治療期間
- 個人差はありますが、通常手術後に2週間程度リハビリをして、足の装具を装着して歩行可能となるため退院できます。
- 費用
- 全て保険診療で行われます。
- リスク
- 手術したところの骨がくっつかない可能性、手術したところが再び変形する可能性、手術したところの細菌感染が生じる場合があり再手術となる可能性があります。