関係する症状
■こんな症状があったら呼吸器・アレルギー内科へ
関係する疾患名
■呼吸器・アレルギー内科が対応する主な疾患名
- 肺がん
- 気管支喘息
- COPD(肺気腫、慢性気管支炎)
- 肺炎
- 肺化膿症
- 膿胸
- 肺真菌症
- 間質性肺炎
- 胸膜炎
- 気管支拡張症
- びまん性汎細気気管支炎(DPB)
- 自然気胸
- 縦隔腫瘍
- 悪性胸膜中皮腫
- 睡眠時無呼吸症候群
- 過敏性肺炎
- 肺血栓塞栓症
- 成入型呼吸窮迫症候群(ARDS)
- サルコイドーシス
- ハチアレルギー
- アナフィラキシーショック
主な検査とその説明
主な検査 | |
---|---|
気管支鏡 | 口(時には鼻)から細い内視鏡(力メラ)を入れて、気管肺の内部を観察する検査です。胸部X線やCT検査で異常がある場合、また咳・痰・血痰・呼吸困難や慢性の気道炎症がある患者さんなどでは、病気の確かな診断と治療方針を決定するために、この検査を行います。肺の一部を採取したり、内部を洗浄したり、場合によっては治療法の1つとして薬剤を注入することもあります。
|
局所麻酔下胸腔鏡 | 胸に水が溜まる状態(胸水)や膿ができた場合(膿胸)、また肺の一部が破けて空気が漏れた時(気胸)などに、病気の診断とともに治療も兼ねて行う検査です。局所麻酔にて行うため患者さんの負担も軽く、病気の早期診断にも大変有用です。また、治りにくい胸水や膿胸、気胸などの場合にも、有効な治療法の1つとなります。
|
胸部超音波 | 胸に水が溜まる状態(胸水)の時には、胸水の一部を抜いてどんな細胞や細菌などがあるかどうかを調べますが、その際にこの検査を行って胸水の部位と程度を確認します。安全かつ確実に胸水を採取することができるだけでなく、胸膜や胸壁に腫瘍などがある場合にも有用な検査です。
|
吸入試験 |
喘患など気道過敏性が増強している病気において、気管支収縮物質をごく少量ずつ吸入して、過敏性の程度を調べます。過敏性の程度に応じて治療薬の種類や量を変える必要があるため、治療の前後でくり返し調べることもあります。咳がいつまでも続いているような場合には咳喘息やアトピー咳漱の鑑別にも有用です。
|