獨協医科大学呼吸器内視鏡センター

1)無苦痛鎮静下気管支鏡検査

静脈麻酔薬を鎮静に使用して、苦痛なく安心して安全な検査を受けられます。

2)ガイドシースとラジアル型気管支内超音波検査法を用いた肺末梢小病変の診断

X線透視下でも確認でき内容は小病変は、従来の気管支鏡で診断することは極めて困難でした。しかし、新規に開発されたガイドシースを用いて、気管支内腔超音波検査を行うことで病変部への到達を確認して生検できるため診断率が大きく向上しました。

3)コンベックス型気管支超音波を用いた中枢気管支周辺病変の診断

コンベックス型気管支超音波法を用いると縦隔や肺門リンパ節など気管支壁外病変を確認しながら穿刺生検できるため、従来、手術や縦隔鏡などを用いないと診断不能であった病変が診断できます。

4)特殊光診断装置による早期肺癌の検出

自家蛍光気管支鏡や狭帯域光気管支鏡といった最新の機器を用いて、レントゲンでは写らないような気管支内早期肺癌を見つけだすことが可能です。

5)気管支インターベンション

高周波凝固法、アルゴンプラズマ凝固法および YAG レーザー法などを用いて気管支内腫瘍の治療を行います。早期肺癌病変に対しては、光線力学的療法(PDT:photodynamic therapy)という治療も行います。これは、腫瘍親和性光感受性物質(PS:photosensitizer)を注射して4〜6時間目にレーザーを腫瘍に照射し、腫瘍を選択的に破壊する内視鏡治療です。対象は、早期肺癌の患者さんです。一度に複数個所の治療が可能で再発病変にも効果的ですが、レーザー光が届く範囲でないと治療効果が得られないため病変が限られた範囲にある人が対象になります。入院期間は10〜14日間程度です。PDT治療とアルゴンプラズマ凝固法などを併用した治療法も効果が認められています。

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診療科目:
気管支鏡検査、喉頭鏡検査、胸腔鏡検査、上部消化器内視鏡検査

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