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OUTBOUND海外への派遣

海外研修(アウトバウンド)プログラムとその支援体制

 獨協医科大学では、国際的な視野を持つ医療人の育成を目的として、学年ごとに特色ある海外研修プログラムを展開しています。これらの研修が円滑に実施されるよう、国際交流部門では、渡航準備や現地機関との連絡調整、書類手続きなどの支援を行っています。学生が安心して研修に集中できるよう、細やかなサポート体制を整えています。

医学部 海外研修プログラム

・3・4年生:フィリピン研修
地域医療の現場や、日本ではほとんど見られなくなった感染症・熱帯病などの症例を通じて、医療の原点に触れる研修です。現地医療機関や大学との連携により、座学とフィールドワークを組み合わせた実践的な学びを提供しています。

・5年生:ドイツ研修(模擬病院・チーム医療)
ドイツの大学病院にて、模擬病院での実践的なトレーニングや、チーム医療の現場を体験します。多職種連携の重要性を理解し、欧州型医療モデルへの理解を深める貴重な機会です。

- 6年生:ドイツ臨床研修(ACCプログラム)
Advanced Clinical Clerkship(ACC)の一環として、約1か月間にわたり臨床現場での実習を行います。診療科ごとのローテーションを通じて、診断・治療・患者対応の実践力を養います。

・看護学部 フィリピン研修
- フィリピンの看護現場を体験。現地の大学や医療機関と連携し、フィリピンにおける看護の実際を学ぶ研修です。文化・制度の違いを超えて、ケアの本質に向き合う姿勢を育みます。学生たちは現地の看護学生との交流を通じて、国際的な視野と専門性を高めています。

海外研修から広がるキャリアの可能性
これらの海外研修をきっかけに、WHO(世界保健機関)研修への参加や、医師としての海外留学、国際医療機関でのキャリアを目指す学生も増えています。現地での体験が、医療の枠を越えた視野や使命感を育み、将来の進路選択に大きな影響を与えています。 国際交流部門は、こうした学生の挑戦を静かに、しかし確実に支えながら、獨協医科大学の国際教育の基盤を築いています。

海外への派遣数(短期研修)