教授からのご挨拶

獨協医科大学
耳鼻咽喉・頭頸部外科へようこそ
獨協医科大学 耳鼻咽喉・頭頸部外科
教授 中山次久

 獨協医科大学 耳鼻咽喉・頭頸部外科学教室は、1974年(昭和49年)に耳鼻咽喉科学と気管食道科学が開講されたことにより始まります。これまでの歴史を紡ぎ、現在は、耳鼻咽喉科全般の領域にわたって専門外来を持つことで、常に新たな知見・技術が生み出される医学分野において、高い専門性を持つ医療の提供を行なっています。

 私は、2024年(令和6年)4月に第4代教授に就任しました。開講から50年が経ち、次の50年に向かって、新たなステージへと進化していけるように取り組んでおります。臨床面において、高い専門性を持つためには、耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域のみならず医学全体の知識が土台となります。土台をしっかり築き上げるために、専門性を持ったエキスパートがマンツーマンで指導を行うとともに、教育環境や教育プログラムの充実も図っております。また、新たな知見を得るための研究については、鼻副鼻腔領域を中心として、難治性疾患の病態解明と新規治療法の開発に取り込んでおります。

 私どもの教室は、より良い医療の提供ができるように日々努力をするとともに、変革の時代にあって新たな知見を築ける人材を輩出できる教室を目指しています。多くの学生および研修医の諸君が我々の仲間として、共に歩んでいくことをお待ちしております。