獨協医科大学呼吸器アレルギー内科

研修後の進路

臨床研修が修了し、当科に入局した場合、レジデントまたは大学院生として採用となります。 レジデントとは、入局した上で行われる後期臨床研修医を意味し、本院または派遣病院で呼吸器・アレルギーの臨床を行い、各領域の専門医取得へ向けて更なる研修を行います。 大学院へ進学した場合、呼吸器・アレルギーの臨床を行うと共に、与えられたテーマの研究に従事します。一定期間は、ベッド・フリーとして研究に専念し、通常、4年間で医学博士の学位を授与されます。

レジデントとして採用される場合

各科に入局した上で、レジデントとして大学に採用され、臨床を中心に後期研修を行います。レジデントの期間は、大学として給与を保障し、当院はもちろん、他の医療機関で義務研修を行った者も、生活に心配をせずに後期研修を送れることを目的としています。 卒後3~5年目を対象とし、給与は手取りで月25万円程度です(当直等により増減あり)。  レジデント修了後は、助教として採用され、専門医を目指し臨床を中心に行いますが、研究も併行して行うことも可能です。

大学院に入学する場合

入局した後に研究を集中して行いたい場合は、大学院に入学することも可能です。レジデントとして臨床業務と並行して研究を行うことも可能であり、その場合は社会人大学院生として入学することもできます。社会人大学院生の場合、給与はレジデント同様に支給されます。 近年の傾向として、大学院に入学した当科医局員は、皆社会人大学院生として在籍し臨床業務と並行して研究を行なっています。相談により一定期間ベッドフリーとなり研究に集中することもできますが、臨床業務時間外に研究を実施する必要があることもあります。 大学院の詳細は本学ホームページをご参照ください(https://www.dokkyomed.ac.jp/dusm-g/)。

目標

臨床の目標

1.レジデント(義務研修終了後1−2年)
    内科学会の認定医取得および呼吸器・アレルギーの専門家を目指し、臨床中心として専門の基礎を築く。
2.専門研修および以降(義務研修終了後3−4年)
    専門家として完成を目標とし、内科学会、呼吸器学会、アレルギー学会の専門医取得を目指す。

研究の目標

 大学院に入学しなくても、興味とやる気次第で、研究は可能です。ただし、基本的には臨床医とし完成することを優先するため、臨床の合い間(夜間、休日、早朝)に行うことになります。なお、大学院生、専門研修終了したものは、一定期間、研究が優先される期間が与えられることがあります。

留学について

希望と努力によっては、海外留学も可能です。これまでの留学先は、以下の通りです。

・アメリカ(4名)
    Mayo clinic
    John Hopkins University
    Colorado University
    Pittsburgh University
・カナダ(1名)
    McGill University
・イギリス(2名)
    Southampton University
    London University

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