検査・治療の紹介

マイトラクリップ治療(経皮的僧帽弁接合不全修復術)

マイトラクリップシステムは、カテーテルベースの治療デバイスであり、外科手術がハイリスクとなる重度の器質的(一次性)僧帽弁閉鎖不全症および機能性(二次性)僧帽弁閉鎖不全症が適応となります。大腿静脈より挿入されたデバイスは、右心房から心房中隔穿刺法を用いて左心房に到達します。Edge to edge repairという手法により、閉鎖不全となっている僧帽弁の前尖と後尖をクリップで把持することで逆流量が軽減され、心不全に対して有効な治療法の一つです。当院は栃木県内唯一のマイトラクリップ治療の認定施設であり、2019年5月から治療を開始しております。

マイトラクリップ治療

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