研究紹介

院外心停止例への目標体温管理療法

CCUグループ 責任者 菊地 研

突然心停止の予後は徐々に改善していているとはいえ、いまだ良くはありません。心停止後自己心拍再開例の神経学的転帰を改善させる唯一の治療法が低体温療法なのです。

現在は低体温療法から目標体温管理療法へと変更して称されることが多くなってきました。

しかしながら、この目標体温の設定やその持続時間が重症度により異なるのかなど未だ不明な点が多いのです。

我々は、この心停止後自己心拍再開例の病態解明とその目標体温管理療法の効果などに関して研究を行っています。

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