講座紹介

ABOUT 講座紹介

獨協医科大学リハビリテーション科は昭和49年4月に我が国初のリハビリテーション医学の講座として誕生しました。
設立以来、疾病中心ではなく、全人的医療の精神に基づき、ノーマライゼーションの理念の実現に向け、リハビリテーション医学一般について総合的に診療、研究を行っています。

POINT 当科の特色

  • 外来、入院での総合的なリハビリテーションを提供しています。

  • 理学療法室、作業療法室、言語聴覚室に加え小児訓練室、集団訓練室、日常生活動作訓練室などを備えた総合的リハビリテーション訓練室となっています。

  • 医療相談部と連携した地域、在宅、社会
    復帰援助に取り組んでいます。

  • 大学付属病院の特色を生かした、各種疾患に対する超急性期からのリハビリテーションに取り組んでいます。

  • 学会専門医、認定医の育成(リンク→教育活動)をはじめ、医学生や療法士の教育に積極的に取り組んでいます。

  • リハビリテーション医学分野のみならず他診療科と連携した学際的な共同研究にも取り組んでいます。

HISTORY 沿革

1973
4月23日 獨協医科大学医学部開学
1974
4月 リハビリテーション科学講座設置 高橋 勇 教授 就任
1993
4月 江藤 文夫教授 就任
1999
7月 古市 照人 教授 就任
2017
7月 美津島 隆 教授 就任
1985
第22回日本リハビリテーション医学会学術集会 主催
2002
第13回日本リハビリテーション医学会専門医会カレントトピックス&レクチャー 主催
2005
第31回日本リハビリテーション医学会関東地方会 主催
2015
第60回日本リハビリテーション医学会関東地方会 主催
2020
第72回日本リハビリテーション医学会関東地方会 主催
DOKKYO REHABILITATION

RESEACH 最近の研究活動

2017

成人側弯症患者における多椎体にわたる脊柱固定の効果、特に患者のADL/QOLについて調査した。

Effect of corrective long spinal fusion to the illum on physical function in patients with adult spinal deformity.
Kondo R, Yamato Y, Nagafusa T, Mizushima T, Hasegawa TKobayashi S, Togawa D, Oe S, KurosuK, Matsuyama M. IF 2.563 Eur Spine J. Aug; 26(8):2138-2145. 2017.

2017-

「入院中の膠原病患者における高用量のステロイド投与に対する運動療法がどのような効果を示すか」について論文作成中。

2017-

当院生理学(生体情報)講座との共同研究として、「神経疾患における非侵襲的脳刺激とリハビリテーション訓練を併用した障害機能回復における神経基盤の研究」進行中。

2018

腰椎椎間板ヘルニアによる下肢麻痺を呈した超高度肥満に対する短下肢装具に工夫を要した1例
松原正典、入澤寛、渋谷健一郎、鈴木大雅、美津島隆. 臨床雑誌「整形外科」69巻・13号1327-29, 2018.