ミニシンポジウム 「危機管理:外国人留学生・研修生・実習生のインバウンド保険について」
座 長 屋代 隆(自治医科大学 名誉教授 / 帝京平成大学 教授)
シンポジスト 杉下 智彦(東京女子医科大学 国際環境・熱帯医学講座 教授)
山口 文雄(日本医科大学大学院 脳神経外科地域医療システム学講座 教授)
勝部 恵(自治医科大学 国際交流推進室 係長)
杉下先生には「東京女子医大におけるインバウンド・リスク・マネージメント」と題して海外交流実績や3つのインバウンド・リスク・マネージメント:危機管理・健康管理、異文化間、臨床的」についてご発表頂きました。山口先生には「外国人留学生の受け入れ時の本学での対応‐危機回避のための対策とインバウンド保険‐」と題して、留学生受入れ状況および加入保険の現状、加入している保険での一般的な支払い状況、外国人留学生受け入れに際しての事故リスク低減のための対策、そして今後の検討事項についてご発表頂きました。
勝部先生には「学生の海外留学に伴う危機管理体制‐自治医科大学の危機管理体制構築に伴う保険の採用について‐」と題して、自治医科大学で平成30年4月に制定された「海外留学等における危機管理マニュアル」及び「規定」のご策定経験より業者の選定方法も含め、危機管理体制構築のポイントについてご発表頂きました。
シンポジストのご発表後、重篤な感染症になった場合の補償範囲など踏み込んだ討議が行われました。