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PATHOLOGY

病理学は、自ら顕微鏡を用いて病気(疾患)を観察し、
原因、過程、結果を考える学問です。

医学生の皆さんへ

「病理ってどんな世界なんだろう?」
「病理診断している現場を見てみたい!」
「講義の内容がよくわからなかった」
「病理医の生活ってどうなの?」など
皆さんの様々な質問にお答えします。
まずは一緒に病理標本を見てみませんか?
顕微鏡の使い方、病理標本の見方など、基礎的なことから丁寧に指導します。
どんな事もわかり始めると楽しいもの。「へ~!」「そうなんだ~!」を保証します。

また、もっと病理を学びたい方には、病理標本をみて研究したり勉強することが可能な、研究室配属、病理診断実践演習などのコース(単位付与)があります。講義や試験のスケジュールをみながら、自分のペースで進められるようコーディネートします。

6年生のACC
(advanced clinical clerkship)
について

病理診断科で病理診断の実際を学びます。様々な疾患に触れ、疾患の考え方を学ぶ機会となるでしょう。

  • 毎日1~2例、指導医と一緒に鏡検し診断書を作成します。担当症例は次の日に他のスタッフと共有し診断を確定します。
  • 病理解剖例について、臨床経過、病理所見をまとめます。指導医と「疾患の定義」「患者の評価」をキーワードにディスカッションしながら進めます。病態をじっくり考えることは、医学を学ぶモチベーションにもなると思います。
  • 病理解剖の機会があれば参加します。

臨床実習を廻って病理診断の重要性に気づいた方も多いと思います。病理医になる、ならないに関わらず、一度病理を学んでおきたい方におすすめします。

初期研修医の皆さんへ

初期研修で様々な科を廻ると、病理診断が多くの科の医療に関わっていることを実感することと思います。「病理は一度学んでおいたほうがいいな」「病理は苦手だったけど大事だな」と感じた方は病理診断科をローテートしてみてください。病理のわかる臨床医はとても貴重です。楽しくのんびりと一から指導します。

「病理医もありだな」「ちょっと興味あるな」という方ももちろんローテートしてみてください。病理診断科を実際に廻ってみることをおススメします。病理医の仕事、病理診断学の雰囲気、病理医の生活ぶりを自らの眼で確認して、将来の選択肢の一つとして考えてもらえればと思います。和気あいあいと楽しいですよ。

後期研修について

病理専門医の資格をとるためには病理専門研修プログラムで3年間の研修を受ける必要があります。私たちは獨協医科大学病院を基幹病院として、栃木県、群馬県の病院と連携しながら研修を行っており、栃木県養成医師の専門研修も可能です。獨協医科大学の卒業生はもちろん、他大学出身者も受け入れています。興味がある方はぜひご連絡ください。見学も随時可能です。