Laboratory of International Epidemiology
福島第一原発事故により影響を受けられた地域の住民の方々の健康及び環境衛生の向上に寄与することを目的に、放射線に関する疫学的調査(内部被ばく調査、外部被ばく調査、土壌・食物のモニタリング)および保健活動、心理社会的影響に関する調査研究を行っています。
チェルノブイリ原子力発電所事故による地域住民への中長期的健康影響について、事故発生当初から対応にあたっているウクライナ国立医学アカデミー・OMマルゼーエフ記念公衆衛生学研究所、およびポレーシェ国立大学との研究協定に基づき現地調査を継続中です。
福島県二本松市で実施している市民外部被ばく量調査について、二本松市民の皆様を対象に、研究目的でのデータの利用に関するご協力のお願いと情報公開を行っています。詳しくは下記のリンクをご覧ください。(2022年2 月〜2022年3月末まで)
1986年に発生したチェルノブイリ原子力発電所事故により、放射性物質による長期的な汚染が確認されているウクライナ国ジトーミル州ナロージチ地区において、現地研究機関との連携のもと、地域の皆様を対象とした内部被ばく量調査および食事調査を定期的に実施。結果の詳細はウクライナ国内で公開されています。