虚血部門専門医コース

虚血部門専門医コースは、循環器病学の中でも循環器救急、狭心症、急性心筋梗塞治療のための薬理学、冠動脈造影および冠動脈形成術手技、各種デバイス(IMPELLA、ECMO、IABP)の挿入手技など、より専門的に掘り下げた臨床技術を修得するとともにこれらの臨床研究を行うことを重視している。現在すでに虚血性心疾患、循環器救急修練施設としての機能を十分備えている。

コースの概要

合計養成(受入)人数:4名

大学病院・医療機関名 獨協医科大学病院
診療科名 心臓・血管内科/循環器内科
専門分野名 虚血性心疾患
指導者数 4名
目的 日本循環器学会認定循環器専門医、日本心血管インターベンション学会認定医・指導医認定の養成
養成 (受入)人数 4名
期間 6年間

コースの実績

現在までは主に当科入局者に対して、循環器全般の知識や技術の取得の一貫として循環器救急、狭心症、急性心筋梗塞治療での修練を指導してきた。
開設以来、冠動脈造影10,000件以上、冠動脈形成術3,500件を施行し、全国でもトップレベルの設備、技術を有している。

コースの指導状況

病棟で5-6人の患者を受持ち冠動脈疾患患者の臨床的知識を深める。さらに、冠動脈造影および冠動脈形成術のカンファレンスが毎日行われる。加えて、心臓外科との合同カンファレンスが毎週月曜日に行われ、外科的知識や判断も勉強する。

専門医の取得等

学会等名 日本循環器学会
資格名 循環器専門医
資格要件 内科専門医または内科認定医であることが必要。
循環器全般に関してバランスのとれた知識を必要とする。その中の虚血に関する臨床的な知識とアップデートな知識の両方を虚血部門のコースを履修することで身につけられる。
学会等名 日本心血管インターベンション学会
資格名 日本心血管インターベンション学会認定医
日本心血管インターベンション学会指導医
資格要件 循環器専門医であることが必要。
日本心血管インターベンション学会認定医:冠動脈形成術術者として、3年かつ200例以上の経験と学術的報告の実績が必要。
日本心血管インターベンション学会指導医:冠動脈形成術術者として、6年かつ500例以上の経験と学術的報告の実績が必要。

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