研究紹介

急性心不全における心筋保護

CCUグループ 責任者 菊地 研

近年、高齢化とともに急性心不全で救急来院する症例が増えています。このような症例は何らかの誘因で急性増悪することが多く、入院での治療が繰り返し必要になります。そして、その入院を繰り返すたびに、心筋は傷害を受けてポンプ機能がさらに低下していくことが知られています。

しかしながら、この心筋傷害が生じる病態やその治療または予防に関し未だ不明な点が多いのです。

我々は、この急性心不全の心筋傷害の病態解明とその保護効果などに関して研究を行っています。

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