多焦点眼内レンズ使用白内障手術のご案内
当院では、多焦点眼内レンズを用いた、白内障手術を行っております。
多焦点眼内レンズとは、白内障の手術時に眼内に挿入する遠近両用の眼内レンズのことです。これにより、老眼年齢であっても、眼鏡の使用頻度を減らす事が可能です。厚生労働省の定める「先進医療」に該当いたします。従来の単焦点眼内レンズは、ある1点にピントが合うレンズで、多くの場合眼鏡が必要となります。一方、多焦点眼内レンズによって眼鏡に依存しない日常生活が可能となり、老眼年齢の方にはQOL(quality of life)の向上が期待できます。
当院では、片眼36万円程度(2泊3日の入院の場合、手術費入院費等全て込み)で行っております。眼底疾患や緑内障、角膜疾患など白内障以外の眼の病気がある場合、多焦点眼内レンズは原則的に適応とはなりません。