今月は、未就学のお子さんに人気の「バスにのって」の活動を紹介したいと思います。 「バスにのって」は、テレビでお馴染みの曲なので知っているお子さんも多く、とても取り組みやすい活動です。 お母さんやお父さんにお子さんを膝の上に座せてもらい、バスに見立てて右に曲がったり(右に身体を傾けたり)、左に曲がったり(左に身体を傾けたり)… これだけでも十分楽しい親子のふれあい遊びですが、音楽療法ではもうふた工夫! ・「ゴーゴー」や「321」の台詞をお子さんに模倣して貰えるように、ゆっくり大げさに言ってみています。 同時に「ゴーゴー」で片手を挙げたり、「321」を指でカウントしたり動作の模倣も促しちゃいます! ・バスが曲がる(身体を傾ける)前に、「曲がる人?」と聞いて、要求(「ハイ」の返事やハイタッチなど)を引き出しちゃいます! "楽しいだけでは終わらせない!お子さんのコミュニケーションをより促すためにはどうしたら良いか?"を、考えていきたいなと思っています。
音楽療法ではいろいろなジャンルの曲を使っていると以前も書きましたが、 最近は、流行のゲームをモチーフにした活動や、 日本中でブームのアニメの曲もセッションで使用しています。 活動名を聞いて「わぁ!」と喜ぶお子さんや、 曲を聴いて、「知ってる~!」と手を挙げてくれるお子さんを 見ると、活動を考えた私たちも嬉しくなります。 そして、今月は新たにNiziUの曲を取り入れたセッションもありました。 曲を聴いて反応してくれるお子さんの横で、 NiziUになったつもりで跳べない縄跳びダンスを繰り広げる音楽療法士… 子どもたちと気持ちを共有していきたいなと、 私たちも日々 いろいろなところにアンテナを張り巡らせています。 11月からはセッションルームが変わります。 新しい環境にドキドキ・ワクワクしながら また活動に取り組んでいこうと思います。