・音楽療法のプログラムがどのような目的で作成されているかということから、その日の子どもの気分や状態に応じてプログラムの順番を変更したり、 子どもの学習を促す手がかりの出し方や課題達成のOKラインを調整されたりしながら取り組まれている様子、音楽療法を終えて帰る時の子どもと親御さんの笑顔・リラックスした表情など、色々なことを学ばせて頂きました。 特にタンバリンを介して子どもと非言語コミュニケーションをとることの難しさや嬉しさなど貴重な経験をさせて頂きました。
・音楽療法を経験して、子どもと楽しく学習する大切さを学ぶことができました。
音楽は、楽しい空間を作り出す不思議な力があると思います。この音楽をコミュニケーションツールとして扱うことのできる音楽療法士の専門性を学べたことは貴重な経験でした。
お二人とも、とても真面目で勉強熱心で、こちらのお願いしたことをすぐに実行してくださり、とても助けられました。この経験を、これからの臨床場面で役立てて頂けたら、嬉しく思います。
これからのご活躍をお祈りしております!ありがとうございました。
♪7月27日 土曜日♪
お子さん達が夏休みに入り、初めてのセッションでした。
音楽療法では、さまざまな曲を使います。
どんな曲を使うのかを決める際には、いくつか視点があります。
もちろん、活動の目的に合った曲であることは前提ですが、参加されているお子さんの"好きなトピック"を取り入れることも大事だと思っています。
ウルトラマンが好きなお子さんにはウルトラマンの主題歌を使ってみたり、
きゃりーぱみゅぱみゅの曲が好きなお子さんがいたら、きゃりーぱみゅぱみゅの曲でダンスをしてみたり、
『♪愛をこめて花束を』が好きという情報を手に入れたら、合奏用にアレンジしてみたり。
どんな療育もそうですが、まず興味を持ってもらえないことには始まりません。
お子さんに興味を持ってもらうべく、日々スタッフは奮闘しています!
また、前回6月のセッションの際、スーパーバイザーの先生からあるご指摘をいただきました。
「音楽の構造がボヤけてしまっている(メロディや曲の盛り上がりが際立っていない)」
「歌声や伴奏があまり印象に残らず、サラッと流れるだけになっている」
そこで、
伴奏の弾き方を見直して、必要以上に多くの音を弾かないようにしたり、
歌い方も見直して、抑揚や盛り上がりを強調するようにしたりして、工夫をしてみました。
スーパーバイザーの先生からは「良かったんじゃない?」とお褒めの言葉をいただきました♪
ただ演奏をするのではなく、"音楽として魅力的にする"ことが大事だということを、改めて実感しました。
これからも、邁進してまいります!