♪7月30日♪

今日は1セッション（年中）をおこないました。

子どもも大人も、様々なことが同じようなペースで成長するわけではありません。

例えば、大人の場合、
文書を作るのは上手くなったけど、営業力はまだまだ、、
とか、
お掃除は苦手だけど、お料理の腕はすごく上がった、、
などなど。

子どもも同じです。
多動、衝動性はまだあるけど、お友達と上手にやりとりができるようになった、
とか、
自発性はすごく出るようになったけど、言葉の理解は難しい、
などなどです。

お子さんの課題ばかりを見つけるのではなく、
成長したところをたくさん発見できるといいですね！

♪7月23日♪

今日は1セッション（3歳～年中）をおこないました。
また、実習生2人の最終日でした。

先日おこなったロールプレイを生かした集大成を見せてくれました。
2人とも、表情が豊かに、自然になり、 より子どもの様子応じて対応できるようになっていました。
それによって、子どもの反応や、課題である模倣がすごく増えていました。

実習を終えて、

『3ヵ月というとても短い時間でしたが、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
子どもたちとのお別れは実はずっと泣きそうでした。 一生学び続けていきます。
本当にお世話になりました。』

『実際に子どもたちとふれあったり、プログラムに参加させていただいたりと、大変勉強になりました。
それと同時に、自身の課題点も多く見つかった、実りある実習でした。
本当にありがとうございました』

という感想を残してくれました。
魅力的な個性をもっているお2人、それぞれ自分らしく素敵な人生を送って欲しいと、心から思っています。

実習お疲れ様でした！

♪7月16日♪

今日は2セッション（年中～小学生）をおこないました。

セッションでおこなうプログラムは、お子さんの今の課題、得意な事、好きな事、全体のバランス、などを考慮して事前にスタッフで話し合いをして決めています。
しかし、実際にやってみると、何故かうまく進まないこともあります。
先日も、その活動になったら、子ども達が楽器を勝手に鳴らし、注目すべきところに注目できていない状態になりました。

なぜか、、
それぞれの場合でいくつかの理由が考えられますが、
先日の場合は、
課題の設定が僅かにずれていた、
という事が原因です。

『このくらいの時間は楽器を鳴らさずに待てるだろう』
『マッチングができるから、この色楽譜は読めるだろう』
というこちらの読みが、少し間違っていたのです。
このような場合、子ども達が騒がしかったりしても、子ども達を怒ったり、 できない事を子どものせいにしてはいけません。

常に、自分達の課題設定が適当であるか、手続きに不備がなかったか、活動へのモチベーションを高める工夫はどうであったか、 などを、自問自答して改善する必要があります。

♪7月9日♪

今日は、わたくし鈴木がウィーンにて学会出席のため、セッションはお休みで、残りのスタッフと実習生でロールプレイなどのワークショップをおこなってもらいました。
以下、参加したスタッフによるレポートです。

今日のセッションはお休みだったため、心理の実習生に担当してもらっている活動の振り返りとロールプレイをおこないました。

どのようにしたらよりお子さんの注目をこちらに向けられるか、好ましい反応を引き出せるか考えながら、セラピスト役、子ども役に分かれて練習しました。
実習でセッションを担当してもらうのも、あと１回なので、2つのポイントに注意しながらおこなうことにしました。

一つめは、流れを止めずに思い切って進めることです（これは、予定通り・スタッフが決めた通りにただ進める、という事ではなくて、子どもの反応を充分に取り込みながら、活動全体の流れが滞らないようにする、という意味です）。セラピストに迷いがあるとお子さんも何をすべきかわからなくなってしまったり、集中が途切れてしまっ たりすることがあります。

二つめは、”褒め”を随所に散りばめることです。一つのことができたらすかさず褒めるという練習をしました（どんな場合も、すべて褒めればよい、という訳ではありませんが、まずは、スタッフがたくさん褒めるポイントを見つけて、子どもに伝えられる事が必要です。この練習によって、子どもの行動・反応を詳細に観察できるようにもなります）。「上手」「オッケー」などの簡単な声かけやうなずきを入れるだけでも、お子さんに「今の行動が正しい、よい行動だ」ということを伝えられると思います。

これらのポイントは私自身が、今まで指導して下さった先生や先輩方に教わったり、セッションを通して学んだことでもあります。
実習生もロールプレイを通して、実感してくれていたようです。初回にプログラムを担当してもらった時よりも表情もよく進め方も上手くなっていました。最後の実習が楽しみです。

♪7月2日♪

今日は1セッション（3歳～年中）をおこないました。

お友達に呼びかけたり、やりとりをしたり、お友達を誘ったりするプログラムをよくおこないます。
やりとりが苦手で、声もとっても小さかったお子さんが、

今では
『どれがいいですか？』『どうぞ』

『ママとパパを誘ってきてください。』

『一緒にやろう。』

など、皆に聞こえる声で言えるようになりました。