今日は3セッション(年少~小学生)をおこないました。
今日も、お子さんの様子にびっくりしたり、嬉しくなったりしました。 一見すると、親や先生にとっては 「反抗期…」、「また違う問題が…」、 と感じても、子どもが成長する過程で欠かせない事柄であったりします。 音楽療法は、保護者の方と一緒に子ども達の成長を見守ることができる、幸せな仕事です。
今日は2セッション(3歳~年中)をおこないました。
今日から、心理の実習生2人に、セッションの一部をお願いしました。 内容は、今まで音楽療法士がやっていた活動と同じで、 子どもに指示を出したり、動作模倣のモデルをやったりしてもらいました。 実際に実習生が自分自身で体験してみると、 「課題を提示することでいっぱいいっぱいになり、余裕がない」、 「子どもの反応がうまく引き出せない」、 などの気づきがあったようでした。 初めは誰でもスムーズにはいきません。 それぞれの子どもの 目標、 特徴、 好きな刺激、 今日のコンディション、 活動全体の目標、 グループ全体のその時の雰囲気、 セラピストの声かけの声質やイントネーション、間(ま) セラピストの表情、 音楽の流れ、 子どもとセラピストの関係性、 など、色々な事を加味して、その瞬間・瞬間にベストな方法で関わることができるようになる必要があります。 奥深く、一生学びの領域です。
今日は2セッション(年中~小学生)をおこないました。 そして、今日は、お茶の水女子大学大学院の心理の学生さんが見学にいらっしゃいました。 ご自身が楽器をなさっていた経緯もあり、音楽療法にとても興味があるそうです。 しかし、今まで見学できる機会に恵まれず、 今日初めて音楽療法の現場を見ることができたそうです。 とても熱心で、子どもにも真摯な姿勢で関わっている様子がよく伝わってきました。 将来、必ず、有能で素敵な心理士さんになるだろうな、と思いました。 音楽療法を通じた、嬉しい出会いでした。
グループでのセッションの場合、当然ながら、保護者も複数集まることになります。 保護者の皆さんは、お互いのお子さんの成長や魅力を、よく共有してくれています。 「お友達に譲ってあげてたよねー、やさしいよねー。」 「太鼓、いい音出るようになったね。」 「すごい嬉しそう。笑顔がかわいいー。」 などなど、お互いのお子さんの事をたくさん褒めてくれます。 どうやら、ご自身のお子さんの良いところよりも、他のお子さんの良いところの方に、よく気がつくようです♪ 客観的に見ている方が、変化に気づきやすいのかもしれませんね。 なので、ご自身のお子さんを褒められると、 「あっ、言われてみればそうかもしれない。」 と思うみたいです。 いつも保護者の皆さんが、和気あいあい、よい雰囲気で一緒に楽しんでくださっている事、 ありがたいなぁと思います。 様々なことに支えられて、よい音楽療法は成り立ちます。
今日も4セッションをおこないました。 写真は、活動の流れを示す小道具です。
活動の流れが予め分かっている方が落ち着いて取り組めるお子さんも多いですし、 目標が分かりやすいため、達成感を得やすくなります。 私は下手なのですが、他のスタッフは、絵や工作がとても上手です♪♪♪