♪5月28日♪

今日は2セッション（年中～小学生）をおこないました。

実習生と文献を見ながら音楽療法について話をしました。
音楽療法の対象領域が広く、様々な方法がある事に驚いたようでした。
自分の研究領域と関連付けて意見を言ってくれたり、有意義な時間でした。

♪5月21日♪

今日は2セッション（年少～年中）をおこないました。

行動や発達が少しゆっくりしているお子さんは、
幼稚園や学校で、リーダー役・見本役、などを担う機会が、どうしても少なくなります。
手を挙げるのが遅かったり、自信がなくて手を挙げなかったりするからです。
音楽療法では、幼稚園や学校よりも子どもの人数が限られていますし、 それぞれのお子さんの発達段階にあった課題を提供できるので、 色んな子どもがリーダー役などを担いやすくなります。

「みんなの見本の係りができた！嬉しかった！」
「先生の係りができた！褒められた！」
と、自分に自信を持って、幼稚園や日常場面でも色んな事に挑戦して欲しいなぁと思います。

♪5月14日♪

今日は2セッション（年中～小学生）をおこないました。
嫌な場合しか表出がなかったお子さんが（泣く、など）、嬉しい気持ちを行動で表出してくれるようになります。

しかし、我々が通常思い描く行動とは違う場合があります。
自閉症スペストラム障害のお子さんの場合、 嬉しくても表情が変わらなかったり、 むしろ険しかったり、 「嫌がっているのかな？」 と感じてしまうような、足で何かを蹴っている動きをしたりすることがあるのです。

どんなタイミングでその行動が出ているかよく観察したり、 保護者から聞き取りをして情報を得たりすることが必要です。

♪5月7日♪

今日は2セッション（2歳～年中）をおこないました。

子どもに、おもちゃ、楽器、遊び、を提示しても、 興味を示さない、或いは拒否的な反応を示すことがあります。
このような時、
そのおもちゃや遊びが、 子どもの発達段階と合っていないために興味を示さない、 事もありますし、 その楽器の音や見た目、遊びの内容が嫌いで拒否する、 という、場合もあります。

そして、忘れてはいけないのが、 経験していない、或いは遊び方や楽しさを知らないために、 興味を示さない・拒否する 場合があるということです。

この事を忘れて、 一度拒否したものを排除してしまうと、 子どもの学ぶ機会を減らしてしまうことになります。

一度拒否したおもちゃや活動でも、 少しやり方を変えて提示したり、 遊び方が分かりやすいようにサポートしたりすると、 好きになることがとても多いものです。