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私ごとですが、２０２２年３月をもって定年退任いたしました。
３月に医局員向けに退任の挨拶をさせていただきました。
１９９３年平成５年、国立精神神経センター研究所から当院小児科に転職していらい、なんと２９年間も獨協医大にお世話になりました。自分の医師人生の４分の３を過ごしました。
赴任したころは、まだ獨協医大は若い大学で色々苦労もありましたが、この３０年間で飛躍的に成長したことは間違いありません。２００９年に小児科から新規に「子どものこころ診療センター」を設立して教授として運営を始めました。なんの土台もないところからのスタートでした。しかし、私の意思を理解し一緒に働く若い医師や心理士などが集まり現在の形になりました。本当に、皆さんのおかげです。３月退任挨拶の際、医局員から多くの温かい労いのメッセージをいただきました。本当に獨協で働けて良かったと思いました。

ここまで書くと、もう獨協からさようなら、という流れになってしまいますが。
実は、４月から気持ちを新たに特任教授・子どものこころ診療センター長として継続して業務を行います。今後ともよろしくお願いします。

２０２２年４月
作田　亮一