音楽療法2025年実績
4月土曜・小中学生グループ
2025年度になり、初めてのセッションでした。
お部屋の都合で2セッションのみでした。
1つめのグループでは新しい仲間を迎えたので、自己紹介を兼ねて、お子さん達が好きな食べ物を答える活動をしました。
初参加のお子さんが自分でしっかり答えることができていて頼もしさを感じたり、「えー!意外!」と驚くような答えが飛び出したり…ワイワイ盛り上がりました。
2つめのグループでは、新しい取り組みとして、輪になって座って1人1個ずつ太鼓を持ち、自分の太鼓と隣の人の太鼓を交互に叩く合奏に取り組みました。(手遊びの『おちゃらか』のような感じです)
みんなの息が合わないと、バチがぶつかってしまって交互に太鼓を叩くことができません。
保護者の方にも輪に入っていただき、ゆっくりテンポから練習……すんなりと、息を合わせて演奏できるようになりました!
どちらのグループも、これからが楽しみです。
今年度も、どうぞ宜しくお願いいたします♪
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3月土曜・小中学生グループ
今年度最後のセッションでした。
小学校・中学校の卒業のタイミングなど、
今年度で音楽療法を卒業するお子さん達がいらっしゃいました。
中には10年以上音楽療法に参加していた方もいらっしゃいます。
お子さんや保護者の方と関われたこと、
楽しいこと嬉しいこと、美しいことをたくさん一緒に出来て、たくさん笑ったこと、
悲しいことや悔しいこと、困ったことを共有し、一緒に悩んだこと、
思い出は本当に尽きません。
そして、お子さんや保護者の方への感謝の思いは募るばかりです。
最後にお子さんには「卒業証書」、保護者の方には「感謝状」をお渡しするのですが、思いが溢れ、みんな涙、涙、でした。
あなた達の素晴らしい人生に、私たちを関わらせてくれてどうもありがとう。
大切なあなた達の人生がこれからも充実し、たくさんの幸せを感じられますように、
心から、深く、強く願っています。
本当にありがとうございました。
来年度も、真摯に、ひらいた心で、幸せに寄与できるより良い音楽療法を目指して取り組んでまいります。
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2月金曜・未就学児グループ
音楽療法は、保護者の方に一緒にお部屋に入り後方で見学するスタイルにしています。
(お子さんの目標によっては、分離というケースもあります。)
いつもは見守っていただいているのですが、時々一緒に参加をしてもらいます。
手を繋いでジャンプをしたり、音楽に合わせて一緒に歩いたり、ダンスをしたり、合奏をしたり…
お母さんやお父さんが一緒だとお子さんもとびきりの笑顔を見せてくれます。
ちょっと甘えたくなってしまうこともありますが…笑
それも素直な反応で微笑ましいなと思います。
保護者の方も一緒に楽しんでくださったり、歌を覚えて帰ってお家でのお子さんとの時間に活用してくださったり、本当にありがたいなと思います。
お母さん、お父さんの活躍に感謝しながら、親子で楽しめる時間を提供できるようにスタッフは頑張ります!
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2月土曜・小中学生グループ
本日も4セッション行いました。
とあるセッションにて、
『フニクリ・フニクラ』の楽曲を使った親子活動があるのですが、
「この曲の題名分かるかな?」と問い掛けたら、
「鬼のパンツ!」と元気な返事が返ってきました。
この曲、皆さんはどちらの題名で覚えていますかね?
私が小さい時は「フニクリ・フニクラって不思議な歌詞だな~」と思っていたのですが、
今のお子さんたちにとっては
♪鬼のパンツはいいパンツ~ の方が主流なのか!
と新たな気づきがあった瞬間でした。
1つのメロディでも歌詞の内容が違うと、感じるイメージも違うし、
いろんな視点を持って取り組めるのも面白いなと思いました。
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1月金曜・未就学児グループ
音楽療法の活動の中には、セッション中のお子さんとのやり取りの中で生まれ、発展されるものもあります。スタッフとお子さんが部屋を何となく移動していたところから始まった「電車ごっこ」の活動が、だんだんと進化を遂げています。
楽器がたくさん置いてある机の【駅】を通る時は、レインスティックを鳴らすことが定番になり、電車出発の合図になりました。
【駅】はその後、スタッフによって即興的に次々と増設されて【たいこ駅】【カバサ駅】【ハイタッチ駅】【握手駅】【パズル駅】…と増えていきました。
各駅に止まって、駅にいるスタッフと楽器を鳴らしてまた進む…という遊びの中で「もう少しこの駅を楽しみたい」「この駅は終わりにして次に進みたい」というお子さんのとのやり取りも楽しんでいます。
お子さんが楽しく取り組めているか確認しながらステップアップできるようなアイデアを絶えず考え、今日もセッションは進んでいきます。
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1月土曜・小中学生グループ
今月は、あるグループで「情熱大陸」の曲で合奏をおこないました。
この合奏には、“演奏する楽器の音量を、小さい音から徐々に音を大きくする”部分があります。
“1(一番小さい)”から“4”まで、4段階で変化させます。
この演奏の経験を通して、声の大きさや物を操作する時の力加減などを自分で調整できるようになったら良いなと考えました。
まずはスタッフが、見本を示して音の大きさを確認しました。
ポイントは、今回の最大の大きさが「4」であることです。「“5”ではなくて“4”だから、あまり大きすぎない方がいいよね。」というスタッフの言葉を聞いて、最初は力いっぱい鳴らしていたお子さんも「これくらいが4かな?」と考えながら音の大きさを調整していました。
楽器は、たいこ、トライアングル、アゴゴベルなどを使用しました。この合奏を考えたスタッフによると、力が強くなっても音が大きくなり過ぎないこと、音の大きさの変化がつけやすいことをポイントに楽器を選んだそうです。
練習を経て、いざ、ピアノ伴奏に合わせて全員で演奏しました!見事に1から4まで音の大きさを変化させ、4も大きすぎない絶妙な音量で演奏することができました。
「情熱大陸」という大人な雰囲気の曲であったことも、子どもたちの「かっこよく演奏したい!」という意欲を後押ししたような気がします。スタッフのアイディアが詰まった合奏でした!
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